ストリーム定義セット
ストリームプロパティとフィールド定義が含まれる「ストリーム定義」は、保存しておくことができ、それを複数のコンポーネントで手軽に再利用できます。ここでは、複数のストリーム定義を保存して再利用できる「ストリーム定義セット」の機能と使い方を説明します。
ストリーム定義を保存する
1.保存したいストリーム定義を表示し、ストリームペイン内で右クリックして、表示されるメニューで「ストリーム定義セットの作成」を選択する
2. 「ストリーム定義セットの保存先」ダイアログで保存先を指定し、「OK」をクリックする
HINT
ストリーム定義セットを追加するには
手順 1 の「ストリーム定義セットの作成」メニューは、最初に保存するときのみ表示されます。次に別のストリー ム定義を保存するときは、「ストリーム定義セットへ追加」メニューを選択します。
3.「ストリーム定義セットの作成」ダイアログでストリーム定義を確認し、「ストリーム定義名」 に名前を入力して、「保存」をクリックする
保存先として指定した場所に、ストリーム定義セットのファイル(拡張子は「xsf」)が作成されます。
保存したストリーム定義を利用する
1. 対象のコンポーネントを選択し、ストリームペインで右クリックして、メニューから「ストリーム定義セットの選択」を選択する
HINT
ストリーム定義セットを編集するには
ストリーム定義セットを作成すると、フローデザイナーのウィンドウの左上にあるツリーペインの一覧にそのストリーム定義セット名が表示されるようになります。編集する場合は、それをダブルクリックして「ストリーム定義セットの編集」ダイアログを表示します。左の一覧で ストリーム定義をクリックして選択することで、編集や削除ができます。
2.「ストリーム定義セットの選択」ダイアログでストリーム定義を選択し、「OK」をクリックする
指定した保存済みのストリーム定義が、選択中のコンポーネントにコピーされ設定されます。
HINT
■2 のダイアログで「同期する」にチェックマークを付けると、対象のコンポーネント間でストリーム定義の同期を取ることができます。
ストリーム定義セットを削除するには
ストリーム定義セットの作成時に、保存先として指定した場所に作られたxsfファイルを削除します。ただし、ファイル自体を削除すると、その中に保存してあるすべてのストリーム定義も削除されてしまいますので注意してください。