FileGetコンポーネント/「ファイルパス」プロパティ
ファイルを読み込むには、FileGet コンポーネントを配置し、ファイルパスを指定します。ファイルパスは、ファイルペインからのドラッグ&ドロップ、または、インスペクタの「ファイルパス」 プロパティに直接入力するか、ダイアログからの選択によっても設定できます。
ファイルを読み込んでパスを設定する
1.対象のフローを選択し、パレットの「ファイル」タブから、FileGetコンポーネント(「ファイルを読み込みます」)をワークスペースへドラッグして配置する
2.インスペクタの「ファイルパス」プロパティの入力欄をクリックし、「...」をクリックする
HINT
「ファイルパス」プロパティの入力欄内をクリックすると、右側に「...」というボタンが表示され、クリックしてダイアログを表示できるようになります。
ファイルパスを設定するその他の方法
ファイルパスは、「ファイルパス」プロパティの入力欄に直接入力して指定することもできます。また、左下のファイルペインにファイルを表示し、ワークスペースのコンポーネントまでドラッグ&ドロップすることでも設定で きます。
3.「開く」ダイアログで対象のファイルを選択する
HINT
ホームフォルダーの場所
「開く」ダイアログや、ファイルペインの初期状態では、 現在ログインしているユーザーのホームフォルダーが表示されます。ホームフォルダーは、既定では以下の場所 になります。
- [DATA_DIR]/home/[ユーザー名] (Windowsでは、C:¥asteriahome5¥home¥user1など)
コンポーネント名を確認するには
コンポーネントを右クリックし、メニューから「ヘルプ」 を選択して表示されるヘルプ画面で確認できます。また、 配置後のコンポーネントを選択したときに表示されるインスペクタの「名前」プロパティでも確認できます。「名前」プロパティは、コンポーネント名+連番の形式で値が設定されます。ただし、「名前」プロパティの値は変更が可能です。
4.「開く」をクリックする
「ファイルパス」プロパティが設定されます。ファイルの種別によっては、コンポーネントの下の文字列(ストリーム型)がそれを反映して変更されます(ストリームの型定義が自動的に判別されない場合は、正しい情報に変更する必要があります)。
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ファイルの文字エンコードを指定するには
FileGet コンポーネントでCSV ファイルを読み込む際などに、「ファイルのエンコード」プロパティを設定して、 ファイルの文字エンコードを指定できます。通常は「自動判別」でかまいませんが、読み込んだファイルでデータ の文字化けが発生してしまう場合には、「ファイルのエンコード」プロパティの入力欄をクリックし、下矢印をクリックして一覧から文字エンコードの種類を選択してください。