ストリームのフィールド定義
ストリームには、ストリームプロパティと呼ばれる固有の情報に加え、扱うデータの単位としての「フィールド」情報が含まれます。それぞれのフィールドに対し、名前やデータ型などの「フィールド定義」を設定できます。フィールド定義もストリームペインで設定します。
フィールド名とデータ型を編集する
1.対象のコンポーネントを選択し、ストリームペインのプロパティの「フィールド名」の各欄に、フィールド名を入力する
2.「データ型」の各欄をクリックし、一覧からデータ型を選択する
3.必要に応じてその他のフィールドを設定する
ストリームの内容に合わせて、必要なフィールド名とデータ型(フィールド定義)をすべて設定します。
HINT
基本データ型の種類
フィールド定義や変数定義などでは、以下の基本データ型を使用できます。
データ型 | データの範囲 |
Integer | -9223372036854775808 以上、 9223372036854775807 以下の整数 |
Decimal | 無限精度の数値 |
String | 最大 2147483647文字までの文字列 |
Binary | 最大 2147483647 バイトまでの バイト列データ |
Double | -1.79769313486231570e+308 から +1.79769313486231570e+308 までの 浮動小数点 |
DateTime | 西暦で、単位は年月日時分秒 1/1000 秒まで (例:1970 年 01 月 01 日 00:00:00) |
Boolean | 真(true)もしくは偽(false) |
※ ParameterListストリームでは、Stringの配列を使用できます。
フィールド名とデータ型を一括で編集する(CSV形式で編集)
1.ストリームペインのフィールド定義の部分で右クリックして、「CSV形式で編集」を選択する
2.表示されるダイアログにすべてのフィールド名を改行で区切って入力し、「OK」をクリックする
HINT
■2のダイアログで、各行を「フィールド名 , データ型」の形式で入力すると、フィールド名に加えデータ型も一括で設定できます。
3.ストリームペインの「フィールド名」の各欄にフィールド名が入力されるので、それぞれのデータ型を一覧から指定する
ダイアログで入力したフィールドの行数ぶんだけフィールド行が設定されるます。このように、「CSVで編集」機能を使うことで、フィールド名とデータ型をすばやく設定できます。
HINT
フィールドの順番を変更するには
ストリームペインで対象フィールドの行をクリックすると、行全体が選択され反転表示されるので、その状態で右クリックし、メニューから「上に移動」または「下に移動」を選択すると、フィールドの順番を変更できます。
CAUTION
■2のダイアログで余分な改行が含まれていると、「フィー ルド名が不正です」というメッセージが表示されます。その場合は改行を削除してから操作を続けてください。