DeleteFileコンポーネント
DeleteFileコンポーネントを使うと、指定したファイルやフォルダーを削除できます。ワイルドカードを使用して1つ以上のファイル・フォルダーを削除することも可能です。対象のファイルが存在しない場合や、クローズされていない場合にはエラーとなります。
フォルダーを削除する
1.パレットの「ファイル」タブをクリックし、DeleteFileコンポーネント(「ファイルを削除します」)をワークスペースへドラッグして配置する
HINT
ファイルパスの指定
各コンポーネントの「ファイルパス」プロパティは、値欄に直接パスを入力することでも指定できます。UNIXシステムの場合は、パスの先頭が「/」の場合に絶対パスと見なされますが、Windowsシステムの場合は、ドライブ指示子の後ろに「¥¥」が続く場合(「C:¥¥」など)、または 先頭が「¥¥」の場合に絶対パスと見なされます(区切り文字の「/」と「\(¥)」は区別されません)。相対パスで指定した場合は、「相対パスの起点」プロパティで指定したフォルダーからの相対になります。
2.「ファイルパス」プロパティの値欄に、削除対象のフォルダーへのパスを指定する
必要に応じて、「相対パスの起点」プロパティなどその他のプロパティも設定します。このコンポーネントでは、削除対象として指定したファイルが存在しない場合や、クローズされていない場合にはエラーとなります。
CAUTION
DeleteFileコンポーネントを使って削除する場合、対象ファイルはクローズされている必要があります。たとえば、フローがトランザクション化されている場合、FilePutコンポーネントの「書込み処理」プロパティの「追加」によって作成したファイルは、トランザクションの完了時にクローズされるため、同一フロー内で削除することはできません。
HINT
フォルダーを作成するには
フォルダーの作成は、「ファイル」タブのMakeDirectoryコンポーネント(「フォルダを作成します」)を使用します。「作成するフォルダパス」に、作成対象フォルダーへのパスを指定します。