フォルダーを監視してフローを実行するには

フォルダー監視

定期的にフォルダー監視を行い、配置されているファイルを取得し連携するフローを作成する手順を紹介します。特定のフォルダーのファイル一覧を取得するFileListコンポーネントを利用し、取得した一覧から1レコードずつ処理するフローを作成します。そのフローをスケジュールトリガーで実行します。

監視するフォルダーのファイル一覧をレコードとして1行ずつループ処理する

1.パレットからFileListコンポーネントを配置する

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2.「対象フォルダー」プロパティに監視対象とするフォルダーのパスを設定する

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3.「ファイル名のパターン」、「種別」プロパティを設定する

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HINT
取得対象ファイルの絞り込み条件
ここでは「ファイル名のパターン」プロパティには何も設定せず、「種別」プロパティを「ファイルのみ」として監視対象フォルダー直下の全てのファイルを取得対象としています。(「ファイル名のパターン」プロパティに「*」を指定しても同じ処理になります)
「ファイル名のパターン」を指定することで取得対象とするファイルを絞り込むこともできます。

4.「ループを開始」プロパティを「はい」に設定する

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5.エラー処理の「ファイルが存在しない」プロパティを「フローを終了する」に設定する

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FileListコンポーネントの左上にエラー処理プロパティが設定されたマークがつきます。

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HINT
取得対象ファイルがない(0件)ときの動作
取得対象のファイルがないときはエラー処理の「ファイルが存在しない」プロパティの設定に従います。ここでは「フローを終了する」にしてフローを終了させていますが、「エラーを無視する」にしておき、後続で0件時の動作を分岐して作成することもできます。

 

取得したファイルパスでファイルを読み込む

1.MapperコンポーネントとFileGetコンポーネントを配置する

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2.マッピングウィンドウを開き取得したファイルパスをFileGetコンポーネントの「ファイルパス」プロパティにマッピングする

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CAUTION
「FileName」(ファイル名)ではなく「FilePath」(ファイルのフルパス)をセットします。

HINT
MoveFile、DeleteFileを使ったファイル操作
MoveFileを利用するときは取得したファイルパスをMoveFileの「移動元ファイルパス」プロパティにマッピングします。

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DeleteFileを利用するときは取得したファイルパスをDeleteFileの「ファイルパス」プロパティにマッピングします。

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作成したフローをスケジュール登録する

1.「実行」メニューの「実行設定」−「一定間隔で実行」を選択する

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2.「実行設定」ダイアログが表示されるので、「開始日時」と「実行間隔」を指定し、「登録」をクリックする

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登録が終了したら「閉じる」をクリックして「実行設定」ダイアログを閉じます。指定した間隔でフローが実行されます。

HINT
フローテンプレート フォルダー監視
フローテンプレート「フォルダー監視」、「更新ファイル取得」で用意されているウィザードを使ってフォルダー監視を行うフローを作成することもできます。

「フォルダー監視」

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<ウィザード>

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「更新ファイル取得」

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<ウィザード>

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