EXEコンポーネント
EXEファイルやバッチファイルなどをフローから起動するには、EXEコンポーネントを利用します。起動時に引数を与えたり、外部プログラムからのリターンコードを取得したりでき、データ(ストリーム)は標準入出力を介して受け渡しが可能です。
バッチファイル実行のフローを作成する
1.対象のフローを作成し、「ツール」タブのEXEコンポーネント「(外部プログラムを起動します)」を配置して接続する
HINT
EXEコンポーネントの「ファイルパス」プロパティでプログラム名のみ指定する場合は、実行するプログラムにパスが通っている必要があります。また、「引数」プロパティには、外部プログラムの引数を指定します。「ファイルパス」に引数指定を含めて、「cmd.exe /c test.bat」のように指定することもできます。つまり、ファイルパスと引数は2つ合わせて1つのコマンドラインとなります。
2.「ファイルパス」プロパティに、外部プログラムのパスを指定する
3.引数や、入出力ストリームの設定をマッパーなどで行ってフローを完成させる
上の例では、FileGetコンポーネントで読み込んだファイルのFilePath変数をEXEコンポーネントの引数として設定しています。引数は、EXEコンポーネントのインスペクタで直接プロパティ値として指定することもできます。