Google Cloudでオブジェクトを保存するためのサービス、Google Cloud Storageと連携を行うテンプレートの使い方を紹介します。
<テンプレートファイルはページ下部よりダウンロードいただけます>
Google Cloud Storageは、企業向けのオブジェクトストレージで、保存できるデータ量に制限はなく必要に応じて何度でもデータを取得できます。GCPの各種サービスのデータストアとしても利用可能です。
ASTERIA WarpのGCSコンポーネントを利用することで、Google Cloud Storageとのオブジェクト(ファイル)のアップロード/ダウンロード、オブジェクト一覧の取得や削除が柔軟に実現できます。
テンプレートは2種類がございます。
- GCSファイルダウンロード
- GCSファイルアップロード
■テンプレートのインポート
まずは、テンプレートのアーカイブファイルをダウンロードします。
アーカイブファイルは本記事下にダウンロードリンクよりダウンロードしてください。
ダウンロードしたアーカイブファイルをインポートして準備は完了です。
■GCSファイルダウンロード
Google Cloud Storageより、オブジェクトを取得してダウンロードします。
【Step1】コネクション情報の指定
Googleサービスアカウントのメールアドレスとユーザー証明書のエイリアスを指定します。
【Step2】Google Cloud Storage情報の指定
Google Cloud Storageのバケット名とダウンロード対象のフォルダー名を指定します。
【Step3】ファイル保存先の指定
ダウンロードファイルの保存先を絶対パスで指定します。
これで完成です。
フローを実行しますと、
Google Cloud Storageよりオブジェクトが正常にダウンロードされていることが確認できます。
■GCSファイルアップロード
指定したローカルフォルダー配下のすべてのファイルをGoogle Cloud Storageへアップロードします。
【Step1】コネクション情報の指定
Googleサービスアカウントのメールアドレスとユーザー証明書のエイリアスを指定します。
【Step2】アップロードフォルダーの指定
アップロードするフォルダー情報を絶対パスで指定します。
指定したフォルダー配下のすべてのファイルがアップロードされます。
【Step3】Google Cloud Storage情報の指定
アップロードするファイルの保存先情報としてGoogle Cloud Storageのバケット名とフォルダー名を指定します。
これで完成です。
フローを実行しますと、
指定したローカルフォルダー配下のファイルが正常にGoogle Cloud Storageへアップロードされていることが確認できます。
本フローテンプレートについては以下の紹介動画も合わせてご参考ください。