マイクロソフトが提供するMicrosoft Teams連携を行うテンプレートの使い方を紹介します。
<テンプレートファイルはページ下部よりダウンロードいただけます>
このテンプレートを利用するには、別途マルチセレクトオプションのMicrosoft Teamsアダプターをご購入いただく必要があります。なお、評価版利用の方はそのままご利用いただけます。
テンプレートファイルはページ下部よりダウンロードいただけます。
当テンプレートを利用することで、チームのライフサイクルの自動化、チャネルへの投稿、シフト管理は言わずもかな、ASTERIA Warpがノーコードで豊富な連携先に対応していることで他システム間とのデータ連携、Microsoft 365アプリとのデータ連携処理も柔軟に実現できます。
テンプレートは4種類がございます。
- チーム作成
- チャネルへの投稿
- シフト登録
- シフト取得
■テンプレートのインポート
まずは、テンプレートのアーカイブファイルをダウンロードします。
アーカイブファイルは本記事下にダウンロードリンクよりダウンロードしてください。
ダウンロードしたアーカイブファイルをインポートして準備は完了です。
■チーム作成
CSVファイルからグループ名、グループメールエイリアス、チーム名データを読み込み、自動的にチームを作成します。
【Step1】
作成するチーム情報のCSVファイルを指定します。
CSVファイルには上記の通り、3つの項目(グループ名、グループメールエイリアス、チーム名)で構成されます。グループはMicrosoft 365グループとして作成され、グループオーナーとしてログインユーザーが自動で設定されます。
【Step2】
事前に作成しておいたMicrosoft Teamsコネクションを選択します。
これで完成です。
環境によってはグループを作成した後に、Microsoft Teamsとの同期処理で少し時間がかかる場合があります。この場合は、Sleepコンポーネントのスリープ時間の設定を見直してください。
フローを実行しますと、
4つのチームが正常に作成されていることが確認できます。
■チャネルへの投稿
CSVファイルから投稿するメッセージ情報を取得し、特定のチームのチャネルへ自動的に投稿します。
【Step1】
投稿するメッセージ情報のCSVファイルを指定します。
CSVファイルには上記の通り、6つの項目(チーム名、チャネル名、コンテンツタイプ、コンテンツ、重要度、メール(メンション設定用))で構成されます。
投稿メッセージには重要度の設定やメンションをつけることができます。
【Step2】
事前に作成しておいたMicrosoft Teamsコネクションを選択します。
これで完成です。
フローを実行しますと、
ASTERIA Warpチームの一般チャネルへメッセージが正常に投稿されていることが確認できます。
■シフト登録
CSVファイルからメンバーのシフト情報を取得し、特定チームのシフトへ登録します。
【Step1】
登録するシフト情報のCSVファイルを指定します。
CSVファイルには上記の通り、6つの項目(チーム名、メール、表示名、メモ、開始日時、終了日時)で構成されます。特定のチーム、メンバーのシフトを登録することができます。
【Step2】
事前に作成しておいたMicrosoft Teamsコネクションを選択します。
これで完成です。
※フローを実行する際には、事前にチームのスケジュールを作成し、登録するシフト情報のメンバーをスケジュールに追加しておく必要があります。
フローを実行しますと、
ASTERIA Warpチームのスケジュールへシフト情報が正常に登録されていることが確認できます。
■シフト取得
Microsoft Teamsのシフト情報を取得し、CSVファイルへ出力します。
【Step1】
事前に作成しておいたMicrosoft Teamsコネクションを選択します。
【Step2】
シフト情報を出力するCSVファイルを指定します。
これで完成です。
フローを実行しますとMicrosoft Teamsのシフト情報が、
指定したCSVファイルに正常に出力されていることが確認できます。