電子署名サービス「GMOサイン」と連携を行うフローテンプレートの使い方を紹介します。
※GMOサイン連携テンプレートを利用するには事前に外部システム連携(API連携)オプションの申請が必要です。
まずはテンプレートファイルをダウンロードし、フローデザイナーにインポートします。
このテンプレートでは、GMOサインに文書をアップロードし文書情報や署名情報を追加するフローと署名済み文書をダウンロードするフローが含まれています。
<使い方>
テンプレートからプロジェクトを作成すると、ナビゲーション画面が表示されます。ナビゲーションに沿って値を入力します。ここで入力する”シークレットキー”、”顧客ID”は、事前に外部システム連携(API連携)オプションの申請を行い、取得する必要があります。
<Step1>
・HTTPコネクションを指定してください。
→事前に以下の通りHTTPコネクションを作成し、指定します。
接続名:任意の名前
URL:https://api.gmosign.com
そのほかの設定項目はデフォルトのままにします。
・シークレットキーを入力してください。
→GMOサインから取得したシークレットキーを入力してください。
・顧客IDを入力してください。
→GMOサインから取得した顧客IDを入力してください。
<Step2>
・文書情報のCSVファイルを指定してください。
→以下の項目を持つCSVを用意して指定します。
1 |
文書のファイルパス(プロジェクトファイルの相対パスで指定) |
2 |
文書名 |
3 |
担当者名 |
4 |
相手先名 |
5 |
相手先のメールアドレス |
(サンプルイメージ)
ナビゲーション画面が完了するとフローが2本作成されます。
〇文書アップロードフロー
文書アップロードフローを実行すると、文書情報のCSVファイルを元に文書ファイルをアップロードします。
〇文書ダウンロードフロー
文書ダウンロードフローを実行すると、前回実行時以降に署名された、署名済み文書をダウンロードしてdocumentsフォルダ配下に「ファイル名_文書ID.pdf」の形式で保存します。
<注意事項>
〇共通
・GMOサインの外部システム連携(API連携)オプションの申請が必要です。
・フローテンプレートはサポート対象外です。
・フローテンプレートをご利用の際は、動作環境や実現したい処理に応じてお客様自身でフローを調整いただく必要がございます。あらかじめご了承ください。
・APIの詳細はGMOサイン API仕様書をご確認ください。
・本フローテンプレートは新規プロジェクト作成画面がら選択可能です。
・本フローテンプレートでプロジェクトを作成すると、「datetime.txt」が自動生成されます。このファイルは削除しないでください。
〇文書アップロードフロー
・署名は、相手先の署名1名に対応しています。複数名、自社署名、テキストなどを追加する場合は、フローの修正が必要です。
・契約印タイプに対応しています。実印タイプの場合はフローの修正が必要です。
・署名の場所を変更したい場合は、署名位置登録を行っているRESTコンポーネントの直前のMapperで値を調整してください。指定方法の詳細はAPI仕様書をご確認ください。
・文書情報のCSVファイルはホームフォルダーからの相対パスで指定してください。
・文書情報のCSVファイルの文字コードはutf-8で読み込み設定をしています。文字コードを変更するためには文章情報取得を行っているRecordGetコンポーネントの設定を修正してください。
〇文書ダウンロードフロー
・API経由でアップロードされた文書のみダウンロード可能です。
・documentsフォルダを新規作成し、その配下に文書が保存されます。
・datetime.txtに実行時間が保存され、datetime.txtに記述されている日時以降に署名された署名済み文書をダウンロードします。
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作成日:2022/04
ASTERIA Warpバージョン:2112
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以上、GMOサインから文書アップロード、文書ダウンロードしたフローテンプレートを紹介しました。
ぜひご活用ください。