LINE WORKS株式会社が提供する「LINE WORKS」と連携を行うフローテンプレートの使い方を紹介します。
フローテンプレートを使うことで、Webhookを使ったLINE WORKSのトークルームへのメッセージ送信を簡単に行うことができます。
LINE WORKS Webhookフローテンプレート
・メール本文をLINE WORKSに送信
・メールの要約をLINE WORKSに送信
フローテンプレートをダウンロードし、デザイナーにインポートします。
プロジェクト作成画面及びフロー作成画面よりフローテンプレートを選択できます。
〇メール本文をLINE WORKSに送信
<ステップ1>
LINE WORKSの接続設定を行います。
「URL」プロパティにWebhook URLを指定したHTTPコネクションを指定してください。
※Webhook URLの取得方法は以下URLをご確認ください。
https://developers.worksmobile.com/jp/docs/webhook
<ステップ2>
送信するメッセージ載せるボタンの設定をします。例えば、メール受注情報を転送する場合、メール本文以外に受注情報を確認できるURLをボタンとして設定することができます。
・ボタンに表示するテキストを入力してください。
・ボタンをクリックした時に遷移するURLを入力してください。
※不要な場合はここで設定せずに完了し、フロー内LINEWORKSSimplePostコンポーネントの「ボタンを表示」プロパティを”いいえ”に変更してください。
これで完成です。
実行設定では、メール監視トリガーを使います。メール監視トリガーを利用するためにはあらかじめPOP3コネクションの作成が必要です。詳しくは以下URLを確認してください。
https://support.asteria.com/hc/ja/articles/115000837387
フローが実行されると、LINE WORKSのトークルームにメッセージが送信されたことが確認できます。
〇メールの要約をLINE WORKSに送信
<ステップ1>
・LINE WORKSの接続設定
HTTPコネクションについては「メール本文をLINE WORKSに送信」テンプレートと同様です。
・OpenAI APIのAPIキー
今回メール本文要約をChatGPTで行うため、APIを利用するためのAPIキーを取得し、入力してください。
<ステップ2>
ボタン設定については「メール本文をLINE WORKSに送信」テンプレートと同様です。
これで完成です。
実行設定は「メール本文をLINE WORKSに送信」テンプレートと同様でメール監視トリガーを設定してください。
実行されると、LINE WORKSのトークルームに要約されたメール本文がメッセージ解いて送信されたことが確認できます。
テンプレートによってフロー開発せずにLINE WORKSのトークルームへメッセージを送信することができました。メールを転送する以外にも、システムのエラーメッセージを送信したり、受注システムから受注情報を通知したり、使い方はさまざまです。ぜひご利用ください。
<注意事項>
・本フローテンプレートはサポート対象外です。
・LINE WORKSアダプターはASTERIA Warp 2406以降で対応しています。
・事前にLINE WORKSアダプターのインストールが必要です。
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作成日:2024/10
ASTERIA Warpバージョン:2406
※フローテンプレートをご利用の際は、動作環境や実現したい処理に応じてお客様自身でフローを調整いただく必要がございます。あらかじめご了承ください。
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