LINE WORKS Webhook フローテンプレートの使い方

LINE WORKS株式会社が提供する「LINE WORKS」と連携を行うフローテンプレートの使い方を紹介します。

フローテンプレートを使うことで、Webhookを使ったLINE WORKSのトークルームへのメッセージ送信を簡単に行うことができます。

 

LINE WORKS Webhookフローテンプレート

・メール本文をLINE WORKSに送信

・メールの要約をLINE WORKSに送信

 

フローテンプレートをダウンロードし、デザイナーにインポートします。

プロジェクト作成画面及びフロー作成画面よりフローテンプレートを選択できます。

 

〇メール本文をLINE WORKSに送信

<ステップ1>

LINE WORKSの接続設定を行います。

「URL」プロパティにWebhook URLを指定したHTTPコネクションを指定してください。

 

※Webhook URLの取得方法は以下URLをご確認ください。

 https://developers.worksmobile.com/jp/docs/webhook

 

<ステップ2>

送信するメッセージ載せるボタンの設定をします。例えば、メール受注情報を転送する場合、メール本文以外に受注情報を確認できるURLをボタンとして設定することができます。

・ボタンに表示するテキストを入力してください。

・ボタンをクリックした時に遷移するURLを入力してください。

 

※不要な場合はここで設定せずに完了し、フロー内LINEWORKSSimplePostコンポーネントの「ボタンを表示」プロパティを”いいえ”に変更してください。

 

これで完成です。

実行設定では、メール監視トリガーを使います。メール監視トリガーを利用するためにはあらかじめPOP3コネクションの作成が必要です。詳しくは以下URLを確認してください。

https://support.asteria.com/hc/ja/articles/115000837387

フローが実行されると、LINE WORKSのトークルームにメッセージが送信されたことが確認できます。

スクリーンショット 2024-10-28 17.14.58.png

 

〇メールの要約をLINE WORKSに送信

 

<ステップ1>

・LINE WORKSの接続設定

HTTPコネクションについては「メール本文をLINE WORKSに送信」テンプレートと同様です。

・OpenAI APIのAPIキー

今回メール本文要約をChatGPTで行うため、APIを利用するためのAPIキーを取得し、入力してください。

 

<ステップ2>

ボタン設定については「メール本文をLINE WORKSに送信」テンプレートと同様です。

 

これで完成です。

image.png

 

実行設定は「メール本文をLINE WORKSに送信」テンプレートと同様でメール監視トリガーを設定してください。

実行されると、LINE WORKSのトークルームに要約されたメール本文がメッセージ解いて送信されたことが確認できます。

 

テンプレートによってフロー開発せずにLINE WORKSのトークルームへメッセージを送信することができました。メールを転送する以外にも、システムのエラーメッセージを送信したり、受注システムから受注情報を通知したり、使い方はさまざまです。ぜひご利用ください。

 

<注意事項>

・本フローテンプレートはサポート対象外です。

・LINE WORKSアダプターはASTERIA Warp 2406以降で対応しています。

・事前にLINE WORKSアダプターのインストールが必要です。

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作成日:2024/10

ASTERIA Warpバージョン:2406

※フローテンプレートをご利用の際は、動作環境や実現したい処理に応じてお客様自身でフローを調整いただく必要がございます。あらかじめご了承ください。

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LINEWORKS_Webhook.zip
ダウンロード
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