Googleが提供する世界最大規模のメールサービス、Gmailと連携を行うテンプレートの使い方を紹介します。
<テンプレートファイルはページ下部よりダウンロードいただけます>
Gmailは、Google Workspace(旧 G Suite)にも含まれており、様々な規模の企業において、業務環境の改善や教務の効率化に活用されています。Gmailアダプターを利用することで、メールの送受信や添付ファイル送受信の自動化は言わずもがな、ASTERIA Warpがノーコードで豊富な連携先に対応していることで他システム間とのデータ連携、Google Workspaceアプリとのデータ連携処理も柔軟に実現できます。
テンプレートは3種類がございます。
- メール送信(Gmailアダプター利用)
- メール受信(Gmailアダプター利用)
- MIMEデータ受信(Gmailアダプター利用)
■テンプレートのインポート
まずは、テンプレートのアーカイブファイルをダウンロードします。
アーカイブファイルは本記事下にダウンロードリンクよりダウンロードしてください。
ダウンロードしたアーカイブファイルをインポートして準備は完了です。
■メール送信(Gmailアダプター利用)
件名ファイル、本文ファイル、送信リストファイルを読み込み、複数の宛先へメールを送信します。
ここでは、「IMAP」をスキーマプロパティに指定したコネクションを予めご用意ください。
【Step1】
送信データ(件名ファイル、本文ファイル、送信リストファイル)を指定します。
送信データは下記のようなフォーマットでご用意ください。
- 件名ファイル(テキスト)
- 本文ファイル(テキスト)
- 送信リストファイル(CSV:会社名、名前、メールアドレス)
【Step2】
差出人を指定します。
【Step3】
スキーマプロパティに「IMAP」を指定したコネクションを選択します。
「テーブル選択」ボタンをクリックし、書き込み先のテーブルを選択します。
ここでは、「INBOX」テーブルを選択してください。 関連テーブルとフィールドは固定でセットされます。
これで完成です。
フローを実行しますと、
正常に送信リスト先へメールが届いていることが確認できます。
■メール受信(Gmailアダプター利用)
未読メールのみ取得し、本文と添付ファイルをファイルとして保存します。
ここでは、「REST」をスキーマプロパティに指定したコネクションを予めご用意ください。
【Step1】
スキーマプロパティに「REST」を指定したコネクションを選択します。
「テーブル選択」ボタンをクリックし、書き込み先のテーブルを選択します。
ここでは、「INBOX」テーブルを選択してください。 関連テーブルとフィールドは固定でセットされます。
これで完成です。
フローを実行しますと、
「[プロジェクトフォルダー]/output/[受信日]/[件名]」配下にメール本文と添付ファイルが保存されていることが確認できます。
■MIMEデータ取得(Gmailアダプター利用)
MailIDをキーとして取得したメールのMIMEデータを取得して出力します。
出力したMIMEデータはASTERIA Warpが提供するMIMEDecodeコンポーネントを使ってホディまたはヘッダーのデータを簡単に取得することができます。
ここでは、「IMAP」をスキーマプロパティに指定したコネクションを予めご用意ください。
【Step1】
スキーマプロパティに「IMAP」を指定したコネクションを選択します。
「テーブル選択」ボタンをクリックし、書き込み先のテーブルを選択します。
ここでは、「INBOX」テーブルを選択してください。 関連テーブルとフィールドは固定でセットされます。
これで完成です。
フローを実行しますと、
メールのMIMEデータが正常に出力されていることが確認できます。