Gmail連携テンプレート(Gmailアダプター利用)

Googleが提供する世界最大規模のメールサービス、Gmailと連携を行うテンプレートの使い方を紹介します。

テンプレートファイルはページ下部よりダウンロードいただけます

Gmailは、Google Workspace(旧 G Suite)にも含まれており、様々な規模の企業において、業務環境の改善や教務の効率化に活用されています。Gmailアダプターを利用することで、メールの送受信や添付ファイル送受信の自動化は言わずもがな、ASTERIA Warpがノーコードで豊富な連携先に対応していることで他システム間とのデータ連携、Google Workspaceアプリとのデータ連携処理も柔軟に実現できます。

Gmail_template_0010.png

テンプレートは3種類がございます。

  • メール送信(Gmailアダプター利用)
  • メール受信(Gmailアダプター利用)
  • MIMEデータ受信(Gmailアダプター利用)

■テンプレートのインポート

まずは、テンプレートのアーカイブファイルをダウンロードします。
アーカイブファイルは本記事下にダウンロードリンクよりダウンロードしてください。
ダウンロードしたアーカイブファイルをインポートして準備は完了です。

Gmail_template_0020.png

Gmail_template_0031.png

Gmail_template_0041.png

 

■メール送信(Gmailアダプター利用)

件名ファイル、本文ファイル、送信リストファイルを読み込み、複数の宛先へメールを送信します。
ここでは、「IMAP」をスキーマプロパティに指定したコネクションを予めご用意ください。

【Step1】

Gmail_template_0111.png

送信データ(件名ファイル、本文ファイル、送信リストファイル)を指定します。
送信データは下記のようなフォーマットでご用意ください。

  • 件名ファイル(テキスト)
    Gmail_template_0115.png
  • 本文ファイル(テキスト)
    Gmail_template_0116.png
  • 送信リストファイル(CSV:会社名、名前、メールアドレス)
    Gmail_template_0117.png

【Step2】

Gmail_template_0120.png

差出人を指定します。

【Step3】

Gmail_template_0131.png

スキーマプロパティに「IMAP」を指定したコネクションを選択します。
「テーブル選択」ボタンをクリックし、書き込み先のテーブルを選択します。
ここでは、「INBOX」テーブルを選択してください。 関連テーブルとフィールドは固定でセットされます。

 

これで完成です。

Gmail_template_0140.png

フローを実行しますと、

Gmail_template_0150.png

Gmail_template_0160.png

Gmail_template_0170.png

正常に送信リスト先へメールが届いていることが確認できます。

 

■メール受信(Gmailアダプター利用)

未読メールのみ取得し、本文と添付ファイルをファイルとして保存します。
ここでは、「REST」をスキーマプロパティに指定したコネクションを予めご用意ください。

【Step1】

Gmail_template_0211.png

スキーマプロパティに「REST」を指定したコネクションを選択します。
「テーブル選択」ボタンをクリックし、書き込み先のテーブルを選択します。
ここでは、「INBOX」テーブルを選択してください。 関連テーブルとフィールドは固定でセットされます。

 

これで完成です。

Gmail_template_0220.png

 

フローを実行しますと、

Gmail_template_0230.png

Gmail_template_0240.png

「[プロジェクトフォルダー]/output/[受信日]/[件名]」配下にメール本文と添付ファイルが保存されていることが確認できます。

 

■MIMEデータ取得(Gmailアダプター利用)

MailIDをキーとして取得したメールのMIMEデータを取得して出力します。
出力したMIMEデータはASTERIA Warpが提供するMIMEDecodeコンポーネントを使ってホディまたはヘッダーのデータを簡単に取得することができます。
ここでは、「IMAP」をスキーマプロパティに指定したコネクションを予めご用意ください。

【Step1】

Gmail_template_0311.png

スキーマプロパティに「IMAP」を指定したコネクションを選択します。
「テーブル選択」ボタンをクリックし、書き込み先のテーブルを選択します。
ここでは、「INBOX」テーブルを選択してください。 関連テーブルとフィールドは固定でセットされます。

 

これで完成です。

Gmail_template_0320.png

フローを実行しますと、

Gmail_template_0330.png

メールのMIMEデータが正常に出力されていることが確認できます。

Gmail_GmailOption.zip
ダウンロード
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