ServiceNow, Inc.が提供する企業向けSaaS型サービスマネジメントクラウドサービス、ServiceNowと連携を行うテンプレートの使い方を紹介します。
<テンプレートファイルはページ下部よりダウンロードいただけます>
ServiceNowは、ITサービスマネジメントソリューションだけではなく、定型業務全般のワークフロー管理/効率化や統合管理など多様なソリューションを提供し、ITに限らず従業員や顧客対応などの業務に関わる全てのサービス・業務システムを⼀元化 することができます。
ServiceNowアダプターを利用することで、ServiceNowの各種ソリューションやServiceNowのクラウド型プラットフォーム上に構築された業務アプリとのデータの入出力が容易になり、またASTERIA Warpがノーコードで豊富な連携先に対応していることで他システム間とのデータ連携を柔軟に実現できます。
テンプレートは2種類がございます。
- CSVファイルからServiceNow(ユーザー情報)へ
- ServiceNow(ユーザー情報)からCSVファイルへ
■テンプレートのインポート
まずは、テンプレートのアーカイブファイルをダウンロードします。
アーカイブファイルは本記事下にダウンロードリンクよりダウンロードしてください。
ダウンロードしたアーカイブファイルをインポートして準備は完了です。
■CSVファイルからServiceNow(ユーザー情報)へ登録
【Step1】
登録するユーザー情報ファイルを指定します。
CSVファイルのフィールド構成は以下の通りです。
- 入力項目(CSVファイル)
- UserID(system_user.username)
- お名前(姓)(system_user.last_name)
- お名前(名)(system_user.first_name)
- Email(system_user.email)
- 会社名(core_company.name)
- 部署名(cmn_department.name)
- グループ名(system_user_group.name)
- グループEmail(system_user_group.email)
【Step2】
「テーブル選択」ボタンをクリックし、書き込み先のテーブルを選択します。
ここでは、ユーザー(system_user)テーブルを選択してください。
関連テーブルとフィールドは固定でセットされます。
これで完成です。
フローを実行しますと、
ユーザーデータが登録されていることが確認できます。
■ServiceNow(ユーザー情報)からCSVファイルへ出力
【Step1】
「テーブル選択」ボタンをクリックし、読み込み先のテーブルを選択します。
ここでは、ユーザー(system_user)テーブルを選択してください。
関連テーブルとフィールドは固定でセットされます。
【Step2】
書き込み先のCSVファイルパスを指定します。
出力されるCSVファイルのフィールド構成は以下の通りです。
- 出力項目(CSVファイル)
- UserID(system_user.username)
- Email(system_user.email)
- 会社名(core_company.name)
- 部署名(cmn_department.name)
- お名前(姓)(system_user.last_name)
- お名前(名)(system_user.first_name)
- お名前(system_user.name)
- グループ名(system_user_group.name)
- グループEmail(system_user_group.email)
これで完成です。
フローを実行しますと、
ServiceNow ソフトウェアのユーザー情報がCSVファイルに出力されていることが確認できます。