株式会社ラクスが提供する「楽楽明細」と連携を行うフローテンプレートの使い方を紹介します。
※このテンプレートの対応OSはWindowsのみです。
「楽楽明細」はWEB帳票発行システムで、電子化した請求書などの帳票をアップロードするだけで、発行先に応じて「WEB」「メール添付」「郵送」「FAX」のいずれかの方法で発行するため、印刷や封入作業を削減することができます。
用意しているテンプレートは2種類です。
・顧客データ一括登録
・帳票データ一括登録
まずはテンプレートファイルをダウンロードし、フローデザイナーにインポートします。
〇「顧客データ一括登録」
このテンプレートでは、顧客データを一括登録します。
<Step1>
楽楽明細APIを利用するための設定を行います。
ドメイン名とアカウント名を入力します。
※楽楽明細の管理画面及び顧客画面のURLからドメイン名とアカウント名を確認することができます。(https://【ドメイン名】/【アカウント名】/~~)
APIトークンを入力します。管理画面の基本設定>API設定よりAPIトークンを発行してください。発行手順の詳細は楽楽明細のマニュアルを確認してください。
<Step2>
読み込むCSVファイルを指定してください。CSVの項目は管理画面の基本設定>顧客項目の設定で登録した項目と一致するようにしてください。
例:
<Step3 & 4>
取込時の詳細設定をします。
・ステータスが「利用中」の顧客も上書きするかどうかを指定します。
0: 上書きしない / 1: 上書きする
・空白セルのデータを、空白として上書きするかどうかを指定します。
1: 空白で上書きする / 2: 元の値を残す
・取込メモを指定します。※40文字以内
・CSVデータの1行目もデータとして読み込むかどうかを指定します。
0: 1行目も読み込む / 1: 1行目を読み込まない
これで完成です。
実行してみると…
顧客情報が登録されました。
〇「帳票データ一括登録」
このテンプレートでは、帳票データを一括登録します。
<Step1>
楽楽明細APIを利用するための設定を行います。
ドメイン名とアカウント名を入力します。
※楽楽明細の管理画面及び顧客画面のURLからドメイン名とアカウント名を確認することができます。(https://【ドメイン名】/【アカウント名】/~~)
APIトークンを入力します。管理画面の基本設定>API設定よりAPIトークンを発行してください。発行手順の詳細は楽楽明細のマニュアルを確認してください。
<Step2>
読み込むCSVファイルを指定してください。CSVの項目は管理画面の基本設定>顧客項目の設定で登録した項目と一致するようにしてください。また、1行目は項目名とします。
例:
<Step3>
読み込むCSVのフィールドを登録します。
<Step4~7>
取込時の詳細設定をします。
・帳票種別IDを指定します。
・CSVデータの取込方法を指定します。
1: 新規発行 / 0: 差替発行
・CSVデータの取込メモを指定します。※40文字以内
・取込みと同時に承認するかどうかを指定します。
0: 承認しない / 1: 承認する
・CSVデータの承認コメントを指定します。承認フラグ = 1 (承認する) の場合に有効です。
※全角100文字(半角200文字)まで
・「利用中」の顧客が含まれる場合、差替発行通知メールを送信するかどうかを指定します。
※承認フラグ = 1 (承認する) 、取込方法 = 0 (差替発行) であり、「基本設定」メニューの「通知メール設定」で、「帳票公開のお知らせ(差替え時)」の送信設定が「送信時に変更可能」の場合にのみ有効で、かつ、必須項目です。
0: メールを送信しない / 1: メールを送信する
・「郵送依頼」の顧客が含まれる場合、差替発行した帳票を郵送依頼するかどうかを指定します。
※承認フラグ = 1 (承認する) で、取込方法 = 0 (差替発行) であり、郵送機能利用中の場合にのみ有効で、かつ、必須項目です。
0: 郵送しない / 1: 郵送する
・差替対象の取込IDを指定します。
※取込方法 = 0 (差替発行) であり、帳票データCSVに帳票Noがない場合にのみ有効で、かつ、必須項目です。
予約発行する場合は、フロー作成後に発行方法と予約発行日を変更してください。フロー変数”pdfIssueType”,” publicationDate”の値をそれぞれの変数の説明に従って修正してください。
これで完成です。
実行してみると…
帳票データが登録されました。
楽楽明細とつながる2つのテンプレートを紹介しました。
みなさんもぜひ活用してみてください。