ワークスモバイルジャパン株式会社が提供する「LINE WORKS」と連携を行うフローテンプレートの使い方を紹介します。
フローテンプレートを使うことで、LINE WORKSに登録しているメンバーや組織の追加/更新/削除を自動化することができます。
LINE WORKS連携フローテンプレート
・メンバー管理
・組織管理
フローテンプレートをダウンロードし、デザイナーにインポートします。
プロジェクト作成画面及びフロー作成画面よりフローテンプレートを選択できます。
〇「メンバー管理」
<ステップ1&2>
LINE WORKSの接続設定を行います。
- HTTPコネクションを指定してください。
URLにhttps://apis.worksmobile.com(本番環境)またはhttps://sandbox-apis.worksmobile.com(サンドボックス環境)を指定したHTTPコネクションを事前に作成し、指定します。
- API IDを指定してください。
事前に発行したAPI ID(※)を指定します。
- consumerKeyを指定してください。
事前に発行したサーバーAPIのコンシューマーキー(※)を指定します。
サーバーAPIの利用範囲は、「組織連携すべて」を想定しています。
- tokenを指定してください。
事前に発行したサーバーAPIのServer Token(※)を指定します。
- DomeinIDを指定してください。
Developer Consoleよりご確認いただけます。
※API ID、サーバーAPIのコンシューマーキー、Server Tokenの取得方法はコチラ(https://developers.worksmobile.com/jp/document/1002002?lang=ja)をご参考ください。
<ステップ3>
CSVファイルパスを設定します。
CSVファイルの項目は固定で、以下の通りです。項目の変更がある場合はフローの修正が必要です。
このCSVファイルは項目を固定としているため、以下の9項目あるCSVになるよう、予め設定します。
No. |
項目名 |
詳細 |
1 |
アカウント |
必須。ベーシック / プレミアムプランで利用している場合には、メールアドレスと同じ。ライトプランをグループ名で利用している場合には、ID@ グループ名で記述。 |
2 |
姓 |
必須。苗字。 |
3 |
名 |
名前。 |
4 |
プライベートメール |
必須。個人メールアドレス。 |
5 |
所属先ドメインID |
原職ドメインID。 |
6 |
メンバーExternalKey |
|
7 |
組織ExternalKey |
|
8 |
役職ExternalKey |
|
9 |
代表組織か |
trueまたはfalseを指定。 |
10 |
操作種別 |
必須。追加、更新、削除のいずれかを指定。 |
<サンプル>
これで完成です。
実行すると、CSVの内容に沿って、メンバーを追加/更新/削除することができます。
〇「組織管理」
<ステップ1&2>
LINE WORKSの接続設定を行います。
設定内容は「メンバー管理」テンプレートと同様です。
<ステップ3>
CSVファイルパスを設定します。
CSVファイルの項目は固定で、以下の通りです。項目の変更がある場合はフローの修正が必要です。
このCSVファイルは項目を固定としているため、以下の11項目あるCSVになるよう、予め設定します。
No. |
項目名 |
詳細 |
1 |
組織名 |
必須。 |
2 |
組織ExternalKey |
必須。 |
3 |
公開可否 |
必須。trueまたはfalseを指定。 |
4 |
サービス通知の送信有無 |
trueまたはfalseを指定。 |
5 |
上位組織 |
上位組織が存在する場合、上位組織のExternalKey。 |
6 |
並び順 |
上位組織が同じ組織の並び順。上位組織を指定している場合、必須。 |
7 |
チームトークルームの利用有無 |
trueまたはfalseを指定。 |
8 |
チームノートの利用有無 |
trueまたはfalseを指定。 |
9 |
チームカレンダーの利用有無 |
trueまたはfalseを指定。 |
10 |
チームフォルダーの利用有無 |
trueまたはfalseを指定。 |
11 |
サービス通知の送信有無 |
trueまたはfalseを指定。 |
12 |
操作種別 |
必須。追加、更新、削除のいずれかを指定。 |
<サンプル>
これで完成です。
実行すると、CSVの内容に沿って、組織を追加/更新/削除することができます。
テンプレートによってフロー開発せずに「LINE WORKS」と連携できました。従業員情報や組織変更があるとき、ASTERIA Warpを介して「LINE WORKS」への反映を自動化することができます。みなさんもぜひ活用してみてください。