ウイングアーク1st株式会社が提供するBIダッシュボード「MotionBoard」のリアルタイム連携機能と接続を行うテンプレートの使い方を紹介します。
<テンプレートファイルはページ下部よりダウンロードいただけます>
リアルタイム連携とは、IoTデータをリアルタイムに蓄積し、可視化することができる機能です。異常値のアラート機能や蓄積データを外部のデータベースに保存する機能などIoTデータを活用するための様々な機能がついています。
そんなMotionBoardリアルタイム連携テンプレートには2種類あります。
・CSVファイルからMotionboardへ
・DBからMotionBoardへ
ダウンロードしたテンプレートファイルをインポートして準備は完了です。
〇「CSVファイルからMotionboardへ」
このテンプレートでは、CSVファイルのデータをMotionBoardに登録します。
Step1~3では読み込むCSVデータの設定をします。
<Step1>
データの読み込み元CSVファイルを指定します。
今回サンプルで読み込んだCSVファイルは気温データと湿度データを想定したダミーデータです。
<Step2>
CSVのフィールド定義を設定します。
<Step3>
CSVの読み込み開始行、エンコーディングを指定します。
続いてStep4~6では、MotionBoard側の登録情報を設定します。
<Step4>
MotionBoardのURLと、クライアントIDを設定します。
今回はサンプルで「CSV to MB」というIDを入力します。
<Step5>
テンプレート名と認証キーを設定します。
テンプレート名は登録対象となるテンプレート名です。なにも入力しない場合、デフォルトテンプレートにデータが登録されます。テンプレートはMotionBoardのリアルタイム連携画面より事前に作成する必要があります。
認証キーはMotionBoardのリアルタイム連携画面で認証キーを設定している場合は設定してください。
<Step6>
更新対象となるステータス名のフィールドを定義します。
ステータス名はリアルタイム連携画面のステータスタブより事前に登録する必要があります。
これで完成です。
実行してみると…
データが登録されました!
あとはボードを作成し、このデータをグラフ化したりフィルターをかけたり設定できますね。
〇「データベースからMotionBoardへ」
このテンプレートでは、データベースのデータをMotionBoardに登録します。
Step1では読み込むデータベースの設定をします。
<Step1>
データベースのコネクションとフィールドを設定します。
続いてStep2~4では、MotionBoard側の登録情報を設定します。
<Step2>
MotionBoardのURLと、クライアントIDを設定します。
今回はサンプルで「DB to MB」というIDを入力します。
<Step3>
テンプレート名と認証キーを設定します。
テンプレート名は登録対象となるテンプレート名です。なにも入力しない場合、デフォルトテンプレートにデータが登録されます。テンプレートはMotionBoardのリアルタイム連携画面より事前に作成する必要があります。
認証キーはMotionBoardのリアルタイム連携画面で認証キーを設定している場合は設定してください。
<Step4>
更新対象となるステータス名のフィールドを定義します。
ステータス名はリアルタイム連携画面のステータスタブより事前に登録する必要があります。
これで完成です。
実行してみると…
データが登録されました。
テンプレートによって簡単に「MotionBoard」と連携できました。ASTERIA Warpを介して「MotionBoard」とつなげることで、膨大なIoTデータを価値のある情報として扱うことができますね。
みなさんもぜひ活用してみてください。