ExceptionReturnコンポーネントは基本的にエラー発生元に戻って処理を継続するためのコンポーネントです。
処理が継続しますのでトランザクションは戻ったフローの最後のEnd系コンポーネントの「トランザクション」の指定(コミット/ロールバック)に従います。
この時ExceptionReturnコンポーネントでの「トランザクション」の指定は無視されます。
ExceptionReturnコンポーネントで指定した「トランザクション」の指定(コミット/ロールバック)が有効になるのはエラー発生元ですぐに終了する下記条件に適合する場合のみです。
- エラー発生元:トランザクションとしての最上位フロー(かつLoopEndによるループ内でない)
- ExceptionReturnコンポーネントの「エラー処理後の動作」が「フローの終了」
戻る必要がないのであれば、エラー処理の最後はExceptionReturnコンポーネントではなく、通常のEnd系コンポーネントを使用してください。