フローサービスでFTPを利用するには

 FTPサービスの設定と利用

ASTERIA Warpは、前記のようにFTPクライアントとして利用できますが、FTPサーバーの機能も備えており、FTPユーザーのファイル転送にも活用できます。ここでは、フローサービスでFTPサービスを利用するための、サービスの起動と設定について説明します。

FTPサービスを起動する

1.FSMC(フローサービス管理コンソール)に管理者としてログインし、「ツール」-「サービス」を選択する

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HINT
フローサービスのFTPサービスについて
フローサービスのFTPサービスは、初期状態では停止しているため、利用するにはサービスを起動する必要があります。実行中のFTPサービスの設定情報は、FSMCの「設定」-「サービス」-「FTP」の「FTPサービス設定」画面で確認・編集できます。

2.「FtpService」を選択し、「起動」をクリックする

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HINT
他のFTPサーバーが実行している場合、ポートが使用されていて、FTPサービスを起動できません(使用中のFTPサービスは、FSMCの「設定」-「サービス」- 「FTP」で確認できます)。その場合は、他のFTPサーバーを終了してから再度起動を行ってください。

サービスプロセスの確認
FSMC(フローサービス管理コンソール)の「ツール」- 「サービス」画面には、インストールされているサービスプロセスが一覧として表示され、サーバー上で動作している各サービスの状態を確認できます。サービス名の左側の丸いアイコンが緑色なら実行中、灰色なら停止中です。一覧でサービスプロセスを選択すると、右側にプロセスの詳細情報が表示され、サービスの停止または起動、 ガベージコレクションの操作も実行できます。

 

3.「サービス名」の左にある「最新の状態に更新」をクリックする

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HINT
画面の再表示を促すダイアログが表示されたら「OK」をクリックして閉じてください。

FTPサービスのユーザーを設定するには
FSMCの「ツール」-「アカウント」からユーザー名を選択して、ユーザー情報画面を表示します。ここで「FTP設定」の「FTPユーザーとして使用」を「有効」とすることで、FTPのログインユーザーとして使用できるようになります。また、このユーザーにファイルのアップロード権限を付ける場合は、「アップロードを許可」も「有効」にします。

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4.自動起動をONにするため、ボタンをクリックする

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FtpServiceを起動することで、設定したユーザーがフローサービスの FTPサービスを利用できるようになります。「自動起動」を「ON」に設定しておくと、フロー サービスの起動時にFtpServiceも自動的に起動します。

 

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