Google スプレッドシートアダプターにおける注意事項

現状ではGoogle スプレッドシートアダプターをご利用する際には下記のような注意事項があります。

■共通

 マルチセレクトオプション(旧 CDataオプション)の利用上の共通的な注意事項については下記をご参照ください。

  1.  

■動作環境

  • ASTERIA Warp 1610以降

■アダプターの動作

  1. GoogleSheetsGet
    • レコード取得時にソートができないテーブルがあります。
      例)Spreadsheetsなど
    • 追加したシートがSQLビルダー画面で表示されない場合は以下の通り、該当コネクションのスキーマ情報のキャッシュをリセットすることで表示されます。
      1. 新規フローを作成してGoogleSheetsSQLCallコンポーネントを配置し、以下の通りプロパティ設定を行う
        • コネクション名:既存のコネクション
        • 実行する処理:「任意のSQLを実行」
        • SQL文:「RESET SCHEMA CACHE」
      2. フローを実行する

■更新履歴

  • ASTERIA Warp 2406
    • 大きな変更点はありません。
  • ASTERIA Warp 2312
    • コネクションのプロパティ Recurse Folders が選択式に変更されました。デフォルト値は「いいえ」です。
    • コネクションの下記のプロパティが名称変更されました。
      TeamDriveSupport → SupportsAllDrives
    • コネクションにプロパティ SkipHiddenSheets が追加されました。
    • 下記のカラムが名称変更されました。
      TeamDriveId → DriveId
  • ASTERIA Warp 2306
    • GoogleスプレッドシートのAPIからHTTP 429 (API Limit Exceeded)が返されたとき、コンポーネント側ではToo many requestsのエラーメッセージを出力するよう修正されました。
    • 接続プロパティIgnoreErrorValuesが追加されました。デフォルトでは、エラー値を持つセルはスキップされます。接続プロパティをtrueに設定すると、エラー値がある場合、コンポーネントは例外をスローするようになります。
    • 下記のストアドプロシージャが追加されました。
      AddDatasource, AddDatasourceTable
    • SpreadsheetsテーブルからHiddenカラムが削除されました。
    • SheetsテーブルにHiddenカラムが追加されました。
  • ASTERIA Warp 2212
    • コネクションにRecurseFoldersプロパティが追加されました。
      • FolderNameプロパティやFolderIdプロパティが定義されている場合
        RecurseFoldersプロパティにtrueを指定すると、定義されたフォルダ配下のスプレッドシートの一覧がサブフォルダ内を含めて取得されるようになりました。
        RecurseFoldersプロパティにfalseを指定すると、定義されたフォルダ直下だけのスプレッドシートの一覧が取得されます(従来通りの動作)。
      • FolderNameプロパティやFolderIdプロパティが定義されていない場合
        RecurseFoldersプロパティの定義にかかわらず、アクセス可能なスプレッドシートの一覧がすべて取得されます(従来通りの動作)。
    • Select、Insert、Update操作において、カスタムレンジを使用する場合の仕様が一部変更され、カラム名が範囲に基づいて適切に命名されるようになりました。これは、Header connection プロパティが false に設定されている場合にのみ有効です。
      • 例えば SELECT * FROM Spreadsheet_Sheet1#C1:F5 というクエリを実行する場合、以前はカラム名がA,B,C,Dとなりましたが、今後はC,D,E,Fとなります。
  • ASTERIA Warp 2112
  • ASTERIA Warp 2106
    • GoogleSheetsSQLCallコンポーネントでストアドプロシージャの処理が正しく動作しない不具合を修正しました。
  • ASTERIA Warp 2012
    • コネクションプロパティ「DeleteRowOrColumn」が廃止されました。
      Delete処理では行削除となります。
      以前作成したコネクションで上記のプロパティを指定していた場合は削除してください。

上記は現在、弊社で確認した内容について記載しています。
今後、不具合対応やバージョンアップなどで改善される場合は確認出来次第、反映します。

他にマルチセレクトオプション固有の制限事項について詳しくは以下のヘルプをご参考ください。

ASTERIA Warpバージョン ヘルプページ
2406

https://cdn.cdata.com/help/RLJ/jp/jdbc/

2312
2306

https://cdn.cdata.com/help/RLH/jp/jdbc/

2212

https://cdn.cdata.com/help/RLG/jp/jdbc/

2206
2112
2106

http://cdn.cdata.com/help/RLF/jp/jdbc/

2012
1912

http://cdn.cdata.com/help/RLE/jp/jdbc/

1906
1812

http://cdn.cdata.com/help/GLD/jdbc/

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