現状ではGoogle BigQueryアダプターをご利用する際には下記のような注意事項があります。
■共通
マルチセレクトオプション(旧 CDataオプション)の利用上の共通的な注意事項については下記をご参照ください。
■動作環境
- ASTERIA Warp 1610以降
■アダプターの動作
- GoogleBigQueryGetコンポーネント
- レコード取得時にソートができないテーブルがあります。
例)Datasetsなど - 検索条件を指定しても効かないテーブルがあります。
例)Datasets、Projectsなど - 階層構造を持っているテーブルの場合、SQLビルダーでSQL文を自動生成して実行するとエラーが発生します。
階層構造を持っているテーブルの場合は直接SQL文を作成してください。
- レコード取得時にソートができないテーブルがあります。
■更新履歴
- ASTERIA Warp 2406
- 大きな変更点はありません。
- ASTERIA Warp 2312
- すべてのクエリタイプにおいて、BigQueryのINTERVAL型に対応しました。
INTERVAL型の値はASTERIA WarpではString型として取り扱われます。
- すべてのクエリタイプにおいて、BigQueryのINTERVAL型に対応しました。
- ASTERIA Warp 2306
- Google BigQueryに追加されたJSON型は、ASTERIA WarpではString型に紐づけられます。
- JSON型のデータを文字列としてまとめて取得することはできますが、JSON内の要素を個別に取得することはできません。(SELECT json_col.id FROM tbl のようなクエリは実行できません)
- ASTERIA Warp 2212
- MERGE文のサポートが追加されました。
構文はBigQueryがネイティブにサポートするもののサブセットで、MATCHED BY SOURCE、DEFAULT、WHEN MATCHED AND節を除くすべてを含みます。 - SAFE_CAST 関数が追加されました。
- MERGE文のサポートが追加されました。
- ASTERIA Warp 2112
- 次のプロシージャが追加されました。
- InsertLoadJob
- 下記のシステムテーブルが追加されました。
- sys_foreignkeys
- バッチ処理件数が2以上の場合、Update処理でもバルクアップデートが実施されるように変更されました。
バルクアップデート処理時には以下の接続プロパティの指定が必要です。
・InsertMode=Upload
・PrimaryKeyIdentifiers="<テーブル名>=<主キーのカラム名(複数設定可)>"
設定例を以下に示します。
- Table1=Key : Table1テーブルのKeyカラムを主キーとする
- Table1=Key1,Key2 : Table1テーブルのKey1カラムとKey2カラムを複合主キーとする
- *=Key : 全テーブルのKeyカラムを主キーとする
複数のテーブルに対して指定する場合、以下のように各テーブルの主キー設定の文字列をセミコロン(;)で区切ってください。
Table1=Key;Table2=Key1,Key2;Table3=Code
接続プロパティでデータセットID(DatasetId)を指定していない場合は、テーブルのデータセットを区別するために以下のようにテーブル名にデータセットIDを付与してください。
DatasetA.Table1=Key;DatasetA.Table2=Key1,Key2;DatasetB.Table3=Code - 他の変更履歴は下記でご確認ください。
https://cdn.cdata.com/help/DBG/jp/jdbc/pg_changelog.htm
- 次のプロシージャが追加されました。
- ASTERIA Warp 2012
- コネクションの必須パラメータ「AuthScheme」が追加されました。
以前作成したコネクションが表示上消えてしまいますので、コネクションを再作成してください。
- コネクションの必須パラメータ「AuthScheme」が追加されました。
上記は現在、弊社で確認した内容について記載しています。
今後、不具合対応やバージョンアップなどで改善される場合は確認出来次第、反映します。
他にマルチセレクトオプション固有の制限事項について詳しくは以下のヘルプをご参考ください。
ASTERIA Warpバージョン | ヘルプページ |
2406 | |
2312 | |
2306 | |
2212 | |
2206 | |
2112 | |
2106 | |
2012 | |
1912 | |
1906 | |
1812 |