現状ではMicrosoft Dynamics 365 for Finance and Operationsアダプターをご利用する際には下記のような注意事項があります。
■共通
マルチセレクトオプション(旧 CDataオプション)の利用上の共通的な注意事項については下記をご参照ください。
■動作環境
-
ASTERIA Warp 1812以降
- ASTERIA Warp 2212以前のバージョンから、ASTERIA Warp 2306以降のバージョンへバージョンアップする場合、更新手順についての注意事項があります。詳細は次の記事をご確認ください。
- Microsoft Dynamics 365 for Finance and Operationsアダプター、Microsoft Dynamics 365 for Salesアダプターの更新手順について(ASTERIA Warp 2306以降)https://support.asteria.com/hc/ja/articles/19924513186969
- ASTERIA Warp 2212以前のバージョンから、ASTERIA Warp 2306以降のバージョンへバージョンアップする場合、更新手順についての注意事項があります。詳細は次の記事をご確認ください。
■アダプターの動作
■更新履歴
- ASTERIA Warp 2412
- 埋め込みクレデンシャルによる接続は非推奨となり、接続できない場合があります。クライアントIDを用いた接続方法をご利用ください。
- デフォルトの認証スキームがAzureADに変更されました。
- 認証スキーム Auto は削除されました。認証スキーム Auto を利用していた場合は、そのままフローを実行するとエラーが発生しますので設定変更が必要です。
- ApiVersion 接続プロパティのデフォルト値が9.0から9.2に変更されました。
- sys_tablecolumns テーブルに ColumnType カラムが追加されました。このカラムは、フィールドが標準カラム(SYSTEM)、ナビゲーションプロパティ(LINKEDCOLUMN)、ナビゲーションキー(NAVIGATIONKEY)、参照カラム(REFERENCECOLUMN)、またはナビゲーション親キー(NAVIGATIONPARENTCOLUMN)のいずれであるかを示します。
- UseEntityDefinitions 接続プロパティが追加されました。
- 複数のテーブルのカラムがBINARY からVARCHAR に変更され、読み取り専用になりました。該当のカラムは以前のバージョンでも更新できないカラムでした。
- ASTERIA Warp 2306から、内部のライブラリーが「Dynamics365」としてD365Salesと統合されています。詳細は次の記事でご確認ください。
https://support.asteria.com/hc/ja/articles/19924513186969
- ASTERIA Warp 2406
- AuthScheme が AzureAD の場合は、OAuth認証の際に多要素認証が求められます。
- ストアドプロシージャ GetOAuthAccessToken の結果セットに OAuthRefreshToken および ExpiresIn が追加されました。
- Azure Service Principal認証に証明書を使用するための別のAuthSchemeとして、AzureServicePrincipalCertが追加されました。
- ASTERIA Warp 2312
- 大きな変更点はありません。
- ASTERIA Warp 2306
- 今回のバージョンから、内部のライブラリーが「Dynamics365」としてD365Salesと統合されました。
コンポーネントは引き続き「D365FinOpGet」「D365FinOpPut」「D365FinOpSQLCall」として利用でき、フローの変更は必要ありません。
ただし、コネクションについては「D365FinOpコネクション」は利用できなくなり、「Dynamics365コネクション」として再設定する必要があります。
詳細は次の記事でご確認ください。
https://support.asteria.com/hc/ja/articles/19924513186969 - date型のカラムからデータを取得するとき、ASTERIA Warp側ではDateTime型として処理されます。その際に取得される時刻が変更されました。
変更前 09:00:00.000 → 変更後 00:00:00.000 - この変更は、date型のカラムをWHERE条件とする場合にも適用されます。
- 以前のバージョンでdate型のカラムにデータを書き込んでいた場合、時刻部に21:00:00.000や09:00:00.000の値を含んでいる場合があります。それらのデータをこのバージョンで日付指定で取得する場合は、時刻部をそれらの値に設定する必要があります。暗黙的な変換に頼る場合、00:00:00.000として取り扱われますので、検索条件にマッチしない場合があります。
- 今回のバージョンから、内部のライブラリーが「Dynamics365」としてD365Salesと統合されました。
- ASTERIA Warp 2212
- date型のカラムからデータを取得するとき、ASTERIA Warp側ではDateTime型として処理されます。その際に取得される時刻が変更されました。
変更前 21:00:00.000 → 変更後 09:00:00.000 - この変更は、date型のカラムをWHERE条件とする場合にも適用されます。
- date型のカラムからデータを取得するとき、ASTERIA Warp側ではDateTime型として処理されます。その際に取得される時刻が変更されました。
- ASTERIA Warp 2112
- 下記のシステムテーブルが追加されました。
- sys_foreignkeys
- 接続プロパティ「認証スキーム」に「AzureServicePrinciple」値が追加されました。
- 下記の接続プロパティが追加されました。
- OAuthJWTCert、OAuthJWTCertType、OAuthJWTCertPassword、OAuthJWTCertSubject、OAuthJWTIssuer、OAuthJWTSubject
- 他の変更履歴は下記でご確認ください。
https://cdn.cdata.com/help/FFG/jp/jdbc/pg_changelog.htm
- 下記のシステムテーブルが追加されました。
- ASTERIA Warp 2012
- コネクションの必須パラメータの名称が「OrganizationUrl」から「OrganizationURL」に変更されました。
以前作成したコネクションが表示上消えてしまいますので、コネクションを再作成してください。 - 次のストアドプロシージャが追加されました。
CreateSchema、GetAdminConsentURL
- コネクションの必須パラメータの名称が「OrganizationUrl」から「OrganizationURL」に変更されました。
上記は現在、弊社で確認した内容について記載しています。
今後、不具合対応やバージョンアップなどで改善される場合は確認出来次第、反映します。
他にマルチセレクトオプション固有の制限事項について詳しくは以下のヘルプをご参考ください。
ASTERIA Warpバージョン | ヘルプページ |
2412 | |
2406 | |
2312 | |
2306 | |
2212 | |
2206 | |
2112 | |
2106 | |
2012 | |
1912 | |
1906 | |
1812 |