Gmailアダプターにおける注意事項

現状ではGmailアダプターをご利用する際には下記のような注意事項があります。

■共通

 マルチセレクトオプション(旧 CDataオプション)の利用上の共通的な注意事項については下記をご参照ください。

  1.  

■動作環境

  • ASTERIA Warp 2012以降

■アダプターの動作

  1. Basic認証ではGmailの「安全性の低いアプリのアクセス」を有効にしてください。
  2. IMAPスキーマでメールを完全に削除する場合は「ゴミ箱」に移動してから「ゴミ箱」内の当該メールを削除してください。
  3. ストアドプロシージャでGmailのデフォルトのメールボックスを指定する際には、正しい形式で記述してください。
    例えば、「[Gmail]/送信済みメール」のようにGmailを"[]"で囲んでください。
  4. 現在、MIMEヘッダーのデータが正常に取得できません。

■更新履歴

  • ASTERIA Warp 2412
    • デフォルトの認証スキームがOAuthに変更されました。
    • 認証スキーム Auto は削除されました。認証スキーム Auto を利用していた場合は、そのままフローを実行するとエラーが発生しますので設定変更が必要です。
  • ASTERIA Warp 2406
    • 大きな変更点はありません。
  • ASTERIA Warp 2312
    • 大きな変更点はありません。
  • ASTERIA Warp 2306
    • ThreadsテーブルからLabelsカラムが削除されました。代わりにLabelsFilter擬似カラムを結果のフィルタリングに使用できます。
    • MessagesテーブルからLabelsカラムのサーバーサイドフィルタリングサポートが削除されました。この機能はLabelsFilter擬似カラムで置き換えられました。
  • ASTERIA Warp 2212
    • コネクションの詳細設定で「Basic AuthScheme」は非推奨となりました。
  • ASTERIA Warp 2112
    • RESTスキーマのINBOXオブジェクトへのInsertができないよう修正されました。
      MessagesまたはSENTテーブルへのInsert処理でメールを送信することができます。
    • IMAPスキーマで添付ファイルダウンロード時のパスが変更されました。
      例えば、AttachmentFolderカラムに「C:¥download」を指定した場合、ダウンロードパスは「C:¥download¥<id>」から「C:¥download¥<msgId>」配下となります。
    • 下記のシステムテーブルが追加されました。
      • sys_foreignkeys  
    • 下記の接続プロパティが追加されました。
      • OAuthJWTCert、OAuthJWTCertType、OAuthJWTCertPassword、OAuthJWTCertSubject、OAuthJWTIssuer、OAuthJWTSubject
    • 他の変更履歴は下記でご確認ください。
      https://cdn.cdata.com/help/DLG/jp/jdbc/pg_changelog.htm
  • ASTERIA Warp 2106
    • 隠しプロパティAutoDecodeHeaders が追加されました。
      MIMEヘッダーのデータが正常に取得されるように対応しました。

上記は現在、弊社で確認した内容について記載しています。
今後、不具合対応やバージョンアップなどで改善される場合は確認出来次第、反映します。

他にマルチセレクトオプション固有の制限事項について詳しくは以下のヘルプをご参考ください。

ASTERIA Warpバージョン ヘルプページ
2412

https://cdn.cdata.com/help/DLK/jp/jdbc/

2406

https://cdn.cdata.com/help/DLJ/jp/jdbc/

2312
2306

https://cdn.cdata.com/help/DLH/jp/jdbc/

2212

https://cdn.cdata.com/help/DLG/jp/jdbc/

2206
2112
2106

http://cdn.cdata.com/help/DLF/jp/jdbc/

2012

 

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