Salesforceでは、2027年夏のリリースにて、APIバージョン31.0から64.0までのSOAP API login() が廃止される予定です。API バージョン 65.0 以降ではすでに利用できません。また、新規組織ではデフォルトで無効化されています。
参考:プラットフォームの SOAP API login() の廃止
上記に該当する場合、マルチセレクトオプションの Salesforce アダプターで OAuth 認証による接続に切り替える必要があります。
本記事では、Salesforce 側と ASTERIA Warp 側それぞれの設定手順を説明します。
Salesforce 側の設定
Salesforce で接続アプリケーションを作成し、OAuth に必要な情報を取得します。
- Salesforce にシステム管理者でログインし、「設定」-「アプリケーション」-「外部クライアントアプリケーション」-「外部クライアントアプリケーションマネージャー」を開きます。
- 「新規外部クライアントアプリケーション」をクリックして、接続アプリケーションを作成します。
- アプリケーション名などの基本情報を入力します。
- 「API(OAuth 設定の有効化)」セクションで、チェックボックスをオンにして設定を有効化します。
- 必要なスコープを追加します。
例:「API を使用してユーザーデータを管理 (api)」「いつでもリクエストを実行 (refresh_token, offline_access)」 - コールバック URL を設定します。
例:http://localhost:33333または任意の URL - 「サポートされる認証フローに Proof Key for Code Exchange(PKCE)拡張を要求」のチェックを外します。
- 保存後、「コンシューマー鍵と秘密」をクリックして以下の情報を取得します。
| Salesforce の項目名 | ASTERIA Warp での設定先 |
|---|---|
| コンシューマー鍵 | OAuth クライアント ID |
| コンシューマーの秘密 | OAuth クライアントシークレット |
<注意>
Salesforce の設定画面の UI は変更される場合があります。メニュー名や画面構成が本記事の記載と異なる場合は、Salesforce の公式ドキュメントを併せてご確認ください。
ASTERIA Warp 側の設定
ASTERIA Warp のコネクション設定で以下を設定します。
[基本] タブ
OAuth 認証ではユーザー名とパスワードは使用しません。ただし、必須項目のため空欄での保存ができません。任意のダミー値をご入力ください。
[詳細] タブ
| 項目 | 設定値 |
|---|---|
| 認証スキーム | OAuth |
| コールバック URL | Salesforce側で設定したコールバック URL |
| イニシエート OAuth | GETANDREFRESH |
| Login URL | カスタムログインエンドポイントを使用している場合のみ URL を設定 |
| OAuth クライアント ID | 取得したコンシューマー鍵 |
| OAuth クライアントシークレット | 取得したコンシューマーの秘密 |
設定後、接続テストを実行してブラウザで認証し正常に接続できることを確認します。
ブラウザでの初回認証時には以下 FAQ もご参照ください。
マルチセレクトオプションのアダプターを利用するときの注意事項については以下の記事も参照してください。