GitHubを利用したバージョン管理の設定

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今回利用するGitHubでは「パスワード認証」には対応していないため、「APIトークン認証」と「SSHキー認証」での設定方法をご紹介します。
■APIトークン認証によるバージョン管理設定
・GitHubでの設定 
    1. リポジトリの作成
      GitHubへログインし、リポジトリを作成します。
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      上記のリポジトリの作成画面では、ご利用の環境に合わせて適切な値を設定してください。
      ここでは、以下の通り設定しています。
      ・Repository name:warp
      ・Repository Type:Private
      ※Repository Typeとして「Public」を選択すると作成したリポジトリが全世界に公開されてしまいますので、「Public」を選択する際にはご注意ください。

  1. APIトークン(アクセストークン)を取得します。
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    GitHub画面の右上の自分のアイコンをクリックし、「Settings > Developer settings > Personal access tokens」メニューを選択し、表示される画面から「Generate new token」ボタンをクリックします。

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    上記のアクセストークンの生成画面では、要件に合わせて値を設定してください。
    ここでは、以下の通り設定しています。

    ・Note:warp-token
    ・Expiration:90days
    ・Select scopes:「repo」のみチェック


  2. リポジトリのURLを取得します。
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    作成したリポジトリの「Code」画面からHTTPSのURLを取得します。

 

・ASTERIA Warpでの設定
  1. 管理コンソール(FSMC)でバージョン管理を設定します。
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    管理コンソールへログインし、「ツール > アカウント > ユーザー」を選択して、「バージョン管理設定」の編集ボタンをクリックします。


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    バージョン管理設定画面では、以下の通り設定します。
    ・バージョン管理を使用:オン
    ・リポジトリのタイプ:GIT
    ・リポジトリURL:上記で取得した「https://」で始まるリポジトリのURL
    ・ブランチ名:リポジトリのブランチ名(空欄で問題ありません。)
    ・認証:APIトークン
    ・ユーザー名:GitHubのユーザー名
    ・APIトークン:上記で取得したアクセストークン
    ・メールアドレス:コミットする際に使用されるメールアドレス
    コミット時にはWarpのユーザー名とこのメールアドレスがコミットログに記録されます。

    各項目が設定できましたら、保存ボタンをクリックします。
    正常に保存できた場合、GitHubと同期された旨メッセージが表示されます。
    設定が完了したらフローサービスを再起動します。
・バージョン管理機能の確認
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フローデザイナーでバージョン管理を設定したユーザーでログインし、プロジェクトをコミットすると、
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GitHubのリポジトリに反映されていることが確認できます。
■SSHキー認証によるバージョン管理設定
・SSHの鍵を作成
GitHubのバージョン管理でSSHキー認証を行うために、SSHの鍵を作成します。
ここでは、Windows 10に含まれている「ssh-keygen」コマンドを利用します。
  1. 鍵を保存するフォルダーを作成し、コマンドプロンプトを起動して作成したフォルダーに移動します。
  2. 「ssh-keygen」コマンドを利用して鍵を作成します。
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    鍵作成時には以下の通り設定します。
    ・ Enter file in which to save the key:鍵ファイルパス情報を設定します。ここでは、「./id_rsa_warp」と設定しています。
    ・Enter passphrase (empty for no passphrase):鍵のパスフレーズを設定します。
    ・Enter same passphrase again:上記の設定したパスフレーズをもう一度入力します。
    ※ご利用の環境に合わせて適切な値で設定してください。
  3. 作成された鍵を確認します。
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    ここでは、
    ・id_rsa_warp:秘密鍵
    ・id_rsa_warp.pub:公開鍵
    2つの鍵ファイルが生成されていることが確認できます。
・GitHubでの設定
  1. GitHubで公開鍵を設定します。
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    GitHub画面の右上の自分のアイコンをクリックし、「Settings > SSH and GPG keys」メニューを選択し、表示される画面から「New SSH Key」ボタンをクリックします。

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    上記のSSHキーの設定画面では、ご利用の環境に合わせて適切な値を設定してください。
    ここでは、以下の通り設定しています。
    ・Title:id_rsa_warp
    ・Key:上記で作成した公開鍵。ここでは、id_rsa_warp.pubファイルのデータを指します。
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    ※公開鍵はテキストエディターで確認することができます。
    ※公開鍵を設定する際には改行コードなど余計な文字が含まれないように注意してください。

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    これで、公開鍵の設定ができました。

  2. リポジトリのURLを取得します。
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    作成したリポジトリの「Code」画面からSSHのURLを取得します。
・ASTERIA Warpでの設定
  1. 管理コンソール(FSMC)でバージョン管理を設定します。
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    管理コンソールへログインし、「ツール > アカウント > ユーザー」を選択して、「バージョン管理設定」の編集ボタンをクリックします。


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    バージョン管理設定画面では、以下の通り設定します。
    ・バージョン管理を使用:オン
    ・リポジトリのタイプ:GIT
    ・リポジトリURL:上記で取得した「git@」で始まるリポジトリのURL
    ・ブランチ名:リポジトリのブランチ名(空欄でも問題ありません。)
    ・認証:SSHキー
    ・SSHキー:上記で作成した秘密鍵。ここでは、id_rsa_wapファイルを指定。
    ・SSHキーパスフレーズ:SSHの鍵作成時に指定したパスフレーズ
    ・メールアドレス:コミットする際に使用されるメールアドレス。
     コミット時にはWarpのユーザー名とこのメールアドレスがコミットログに記録されます。
    ・ホストのSSHキーのフィンガープリント:GitHubのSSHキーのフィンガープリントを設定

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    GitHubのフィンガープリントは以下のサイトから入手できます。
    https://docs.github.com/ja/authentication/keeping-your-account-and-data-secure/githubs-ssh-key-fingerprints
    ここに表示されるすべてのフィンガープリントをFSMCに登録してください。
    登録するフィンガープリントは「SHA256:」で始まる文字列です。

各項目が設定できましたら、保存ボタンをクリックします。
正常に保存できた場合、GitHubと同期された旨メッセージが表示されます。
設定が完了したらフローサービスを再起動します。

 

・バージョン管理機能の確認
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フローデザイナーでバージョン管理を設定したユーザーでログインし、プロジェクトをコミットすると、
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GitHubのリポジトリに反映されていることが確認できます。
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