前回統計情報機能の基本操作を紹介しましたので、今回は引き続きこの画面の各オプションの使用方法を紹介します。これらのオプションを使うと、統計の対象範囲もグラフの表示方法も自由にコントロールできます。
統計の対象範囲の設定
表示ボタンの上には、8つのオプションがあります。
1行目はドメインとユーザーのドロップダウンです。一般ユーザーは自分のチェックポイント情報しか見れませんが、管理者ならこの2つのオプションを設定し、自分の管理範囲のユーザーの情報を絞ることができます。
2行目と3行目でプロジェクト、フロー、サーバー、ステータスを指定することができます。
4行目で「期間」と「開始日」を合わせて統計の日付範囲を決めます。「期間」が「1日」となった場合は、データのある日付だけが選択可能です。それ以外の場合は当日までの日付が全部選択可能です。
統計フラフの表示設定
「表示」ボタンをクリックすると、統計グラフと3つの表示設定オプションが同時に表示されます。
左から1番目の「グループ化」では統計データをサーバー、ユーザー、フロー、ステータスのいずれかでグループ化することができます。2番目の「グループ化」では1時間、1日、時間帯別、曜日別のいずれかでグループすることができます。
例えば、「フロー名」と「時間帯別」を選択すると、統計グラフは次のようになります:
グラフのx軸は時間帯となります。そして、各フローのデータがグループ化されて、折れ線として表示されます。
右の「グラフ」ドロップダウンでは、「折れ線」と「積み上げ棒」の表示形式を切り替えることができます。「積み上げ棒」の場合は、上記のグラフはこうなります:
ちなみに、上記のオプションは「CSVダウンロード」ボタンをクリックしてダウンロードできるCSVファイルでも有効です。CSVファイルの内容は常に表示されているグラフの内容と一致してます。
これで統計情報画面の詳細操作も理解いただけたでしょうか。これらのオプションをうまく使えば、チェックポイントフローの実行状況を思う通りに分析できるのではないかと思います。
それでは、また。