FSMCの「設定>サービス>起動」には、FlowServiceが使用するメモリサイズを指定する2つの項目があります。
最初に確保しておきたいメモリは「初期メモリサイズ」で、その上限値は「最大メモリサイズ」で指定します。
もし「最大メモリサイズ」に値を指定しない場合は、Java VMが環境に合わせて自動的に割り当ててくれるようになっています。
「初期メモリサイズ」には「最大メモリサイズ」を超えない値を指定する必要がありますが、「最大メモリサイズ」が空の場合にちょっと困ってしまいます。
そこで、WARP4.9.1からは「最大メモリサイズ」に値を指定しない場合にJava VMが自動的に割り当ててくれるメモリサイズを、デフォルト最大メモリサイズとして画面に表示するようになりました。
例えば、搭載物理メモリが16GBの環境では、下のように約4GB確保されています。
初期メモリサイズを指定する場合は、この値を目安に指定してください。
また、これに併せてFSMCの「ツール>サービス」画面のメモリグラフに、最大メモリサイズの表示が追加されました。
メモリの上限に対して使用中のメモリがどれぐらいかが、ぱっと見で把握できるようになりましたね。