HTTPコネクションを使用しSSLで接続する場合に、クライアント認証を行うことがあります。このとき、クライアント認証で使用するクライアントの証明書としてフローの実行ユーザーの証明書を使用したいということがあります。今回のバージョン4.9.1からFSMCのHTTPコネクションの設定画面でユーザーのクライアント証明書を指定することができるようになりました。
FSMCの「設定>コネクション>HTTP」画面を開いてましょう。HTTPコネクションの新規または編集ダイアログに「ユーザーのクライアント証明書を使用」と「クライアント証明書のエイリアス」の項目が追加されました。デフォルトではクライアント認証でユーザー証明書を使用しませんが、ユーザーのクライアント証明書を使用する場合は「ユーザーのクライアント証明書を使用」を「ON」にして、「クライアント証明書のエイリアス」に認証で使用するユーザークライアント証明書のエイリアスを入力してください。
ちなみに、ユーザー証明書の登録と管理は、FSMCの「ツール>アカウント」画面で行います。