統計情報機能の基本操作

WARP4.8からチェックポイント機能が追加されて、エラーになったフローを途中からリトライすることが可能になりました。そして、WARP 4.9からは、チェックポイントフローのリクエスト情報の統計グラフを表示する機能が追加されました。

 

  • 統計グラフの表示

stat1.png

フローサービス管理ツールの「状態>フロー>統計情報」でこの機能を利用できます。
とりあえず、「開始日」としてチェックポイント情報のある日付を選択し、「表示」ボタンをクリックしてみましょう。ほかのドロップダウンはそのままでOKです。次のようなグラフが表示されはずです:

stat2.png

グラフは4つあります:実行回数、エラー回数、平均実行時間、リトライ回数。これらのグラフからフローの実行状況を簡単に把握できます。

 

  • 統計情報のダウンロード

統計情報をCSVファイルとしてダウンロードすることも可能です。

stat3.png

開始日を指定して、「ダウンロード」ボタンをクリックすると、統計情報が含まれるCSVファイルをZIP形式で圧縮したファイルがダウンロードされます。ダウンロードしたZIPファイルの中には、実行回数、エラー回数、平均実行時間、リトライ回数の4つのCSVファイルがあり、統計グラフと同じです。

実行回数のCSVファイル(total.csv)を開いてみると、中身は次のような内容です:

group,asteria,

20150605 0,0,

20150605 1,0,

20150605 2,0,

20150605 3,0,

20150605 4,0,

20150605 5,0,

20150605 6,0,

20150605 7,0,

20150605 8,0,

20150605 9,0,

20150605 10,0,

20150605 11,0,

20150605 12,0,

20150605 13,0,

20150605 14,2,

20150605 15,0,

20150605 16,1,

20150605 17,0,

20150605 18,0,

20150605 19,0,

20150605 20,0,

20150605 21,0,

20150605 22,0,

20150605 23,0,

1行目はタイトル、2行目からデータです。データの1列目は対応するグラフのx軸、2列目以降はグラフのy軸の値です。

統計情報の表示とダウンロードの基本操作は理解いただけたでしょうか。もちろん、さまざまなオプションを使って、統計範囲と表示方法の調整をすることも可能です。これについては次回で紹介しましょう。それでは、また次回お会いしましょう。

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