実行結果をシミュレートするには

マッピングシミュレーター

マッピングの実行結果を確認したいとき、フローデザイナーでは「マッピングシミュレーター」を利用できます。これは、選択したレイヤーでのマッピングを実行して結果を表示する機能です。マッパーコンポーネントと関数コレクションの関数をシミュレーションできます。

マッパーの実行結果をシミュレートする

1.マッピングウィンドウで右クリックして、メニューから「マッピングシミュレータ」を選択する

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HINT

マッピングウィンドウ下部のレイヤー名タブの右にある「シミュレーター」ボタンをクリックして、シミュレーターウィンドウを表示することもできます。

シミュレーターウィンドウの位置や大きさは、ドラッグして変更できます。フィールドの項目名が見づらいときは、各列の境界線を左または右にドラッグして表示幅を調整してください。

 

2.シミュレーターウィンドウが表示されるので、実行結果を確認したい出力フィールドをクリックする

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HINT

Mapper コンポーネントの「入力をそのまま出力」プロパティについて
Mapper コンポーネントを、フローの接続線上に直接配置すると、コンポーネントの「入力をそのまま出力」プロパティが自動的に「はい」に設定されます(コンポーネントアイコン上に赤い矢印マークが表示されます)。ただし、Mapper コンポーネントでストリームの加工を行う場合には、「入力をそのまま出力」プロパティの設定を「いいえ」に変更する必要があります。

 

3.出力フィールドに関連付けられたリンクがハイライト表示されるので、入力フィールドとマッパー関数を確認する

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4.関連付けられた入力側の値フィールドをクリックし、任意の値を入力する

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CAUTION

シミュレーターウィンドウ上では、マッパー関数の位置は固定で表示され、移動することはできません。

 

HINT

マッピングシミュレーターの入力で値を設定できないものは以下のとおりです。
 •ストリーム-レコード番号
 •ストリーム-レコード件数
 •コンポーネント-実行回数
 •コンポーネント-エラーメッセージ

 

5.「実行」をクリックする

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出力フィールド側の値フィールドにマッピングの実行結果が表示されるので、確認します。終了したら「閉じる」をクリックしてウィンドウを閉じます。

 

HINT

シミュレーターウィンドウで値を入力した場合は、「実行」をクリックする前に、必ず g キーで入力値を確定させてください。

シミュレーターウィンドウで入力フィールドに値を設定して実行すると、関連付けられたマッパー関数の実行結果が出力フィールドに表示され、実行状況を確認できます。

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