Microsoft Office 365アダプターにおける注意事項

現状ではMicrosoft Office 365アダプターをご利用する際には下記のような注意事項があります。

■共通

 マルチセレクトオプション(旧 CDataオプション)の利用上の共通的な注意事項については下記をご参照ください。

  1.  

■動作環境

  • ASTERIA Warp 1712以降

■アダプターの動作

  1. Office365Getコンポーネント
    • 一部のフィールドに対してWhere条件検索ができません。
    • 一部のフィールドに対してソードができません。
    • Office365の画面で設定した一部の項目のデータを取得することができません。
    • 別ユーザーの非公開の予定を取得することができません。エラーが出力されます。
  2. Office365Putコンポーネント
    • 一部のフィールドに対してデータの登録・更新処理ができません。

■更新履歴

  • ASTERIA Warp 2406
    • テーブル Events のカラム recurrence_pattern_daysOfWeek の値が文字列からJSON配列に変更されました。これは、その他のコレクション型の値(例えばテーブルEventsのLocationsやAttendees)と仕様を統一したためです。Office365アダプターのSQLで以下の要領で対応することで、以前のバージョンと同じフォーマットで値を返すことができます。
      select JSON_EXTRACT(TRIM(recurrence_pattern_daysOfWeek),'$[*]') from Events;
    • テーブル Tasks, Plans に Id が主キー列として追加されました。
    • テーブル Tasks において、Etag 列が重複値を許可するため、非主キー列に変更されました。
    • テーブル Plans において、GroupId 列が重複値を許可するため、非主キー列に変更されました。
  • ASTERIA Warp 2206~2312
    • 大きな変更点はありません。
  • ASTERIA Warp 2112
    • 下記のテーブルが追加されました。
      • Plans、Tasks
    • 下記のプロシージャが追加されました。
      • CancelEvent、CreateSchema、ForwardEvent
    • 下記のシステムテーブルが追加されました。
      • sys_foreignkeys
    • 接続プロパティ「認証スキーム」に「AzureServicePrinciple」値が追加されました。
    • 下記の接続プロパティが追加されました。
      • OAuthJWTCert、OAuthJWTCertType、OAuthJWTCertPassword、OAuthJWTCertSubject、OAuthJWTIssuer、OAuthJWTSubject
    • 他の変更履歴は下記でご確認ください。
      https://cdn.cdata.com/help/CXG/jp/jdbc/pg_changelog.htm
  • ASTERIA Warp 2012
    • 次のストアドプロシージャが追加されました。
      AssignLicense、DownloadEmail、DownloadFile

上記は現在、弊社で確認した内容について記載しています。
今後、不具合対応やバージョンアップなどで改善される場合は確認出来次第、反映します。

他にマルチセレクトオプション固有の制限事項について詳しくは以下のヘルプをご参考ください。

ASTERIA Warpバージョン ヘルプページ
2406

https://cdn.cdata.com/help/CXJ/jp/jdbc/

2312
2306

https://cdn.cdata.com/help/CXH/jp/jdbc/

2212

https://cdn.cdata.com/help/CXG/jp/jdbc/

2206
2112
2106

http://cdn.cdata.com/help/CXF/jp/jdbc/

2012
1912

http://cdn.cdata.com/help/CXE/jp/jdbc/

1906
1812

http://cdn.cdata.com/help/JXD/jdbc/

 

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