multipart/form-data形式でフォームデータを送信する方法

ASTERIA Warpバージョン2012以降で追加されたRESTコンポーネントのファイルアップロード機能についてはこちらの記事をご覧ください。

RESTコンポーネント ファイルアップロード機能の使い方

 

WebAPIでファイルアップロードを行う時、multipart/form-data形式で送信する必要がある場合があります。

フローでこの処理を作成する場合は、以下のようにMIMEEncodeコンポーネントで「multipart/form-data」形式のマルチパートのMIMEストリームを生成し、生成したMIMEストリームをRESTコンポーネントまたはHTTPPostコンポーネントで送信します。

 

API例

  • リクエストヘッダー
    パラメータ名
    Content-Type multipart/form-data
  • リクエストパラメーター
    パラメータ名
    file ファイルデータ

 

設定手順

1. コンポーネントを順番に配置していきます。

①FileGet→②Mapper→③MIMEEncode→④MIMEEncode→⑤REST(またはHTTPPost)

mceclip0.png

2. ①FileGet の"ファイルパス"でアップロードするファイルのファイルパスを指定します。

3. ③MIMEEncodeでMIMEヘッダー"Content-Disposition"を追加します。値は②Mapperで設定するため、ここでは空白にします。また、"Content-Type"をアップロードするファイルに合わせて変更してください。

4. ④MIMEEncodeの"Content-type"を"multipart/form-data"に変更します。

5. ②Mapperの"入力をそのまま出力"を"はい"に変更します。

6. ②Mapperでマッピングウィンドウを開き、Embed関数を配置し、画像のようにマッピングします。

mceclip2.png

(ストリーム変数"FileName"→Embed関数→MIMEヘッダー"Content-Disposition")

7. Embed関数に以下を入力します。

form-data; name="file"; filename="${input1}"

※nameの値はAPIによって変更が必要です。

8. ⑤RESTでWebAPIに合わせてURL等を設定してください。

 

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