Google Driveアダプターにてチームドライブが利用できるようになりました。
今回は、チームドライブを利用するための事前準備と利用方法についてご紹介いたします。
■事前準備
Google Driveアダプターにてチームドライブを利用するためには詳細プロパティ「Team Drive Support」を「true」に設定しておく必要があります。
上記以外のGoogle Driveアダプター事前準備については以下記事の内容をご参考ください。
■チームドライブにファイルをアップロード
「CDataQATest_Drive」チームドライブの「TeamFolder」フォルダーにGoogleDrivePutコンポーネントを利用してファイルをアップロードしてみたいと思います。
- フローの構成
あるフォルダーのファイルをGoogle Driveのチームフォルダーにアップロードする構成となります。 - ファイルをアップロードするチームドライブIDとフォルダーIDの取得
GoogleDriveGetコンポーネントを利用して「Folders」オブジェクトから「TeamFolder」フォルダー名をWHERE条件として、Id(フォルダーID)とTeamDriveId(チームドライブID)を取得します。
直後のマッパーにて取得したチームドライブIDとフォルダーIDをフロー変数に格納しておきます。 - GoogleDrivePutコンポーネントの設定とマッピング
ファイルをアップロードするためには「Files」オブジェクトへデータを登録します。
GoogleDrivePutコンポーネントのテーブル選択では上記のようにテーブルとフィールドを選択します。
FilListコンポーネントから取得したファイル名、ファイルのフルパスをGoogleDrivePutコンポーネントのNameとLocalFileフィールドにマッピングします。
また、フロー変数に格納しておいたチームドライブIDとフォルダーIDをGoogleDrivePutコンポーネントのTeamDriveIdとParentIdsフィールドにマッピングします。 - 実行結果
「CDataQATest_Drive」チームドライブの「TeamFolder」フォルダーにアップロードされたzipファイルが確認できます。