WARP 1610リリースに伴い、Salesforce アダプターが新たに公開されています。
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Salesforce へ SELECT 文を発行して結果セットをストリームとして出力します。 |
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Salesforce のテーブルに対して更新を行います。 |
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任意の SQL の実行を行います。 |
今回は、Salesforce アダプターを使うための事前準備とコネクション作成方法について紹介したいと思います。
■事前準備
Salesforce への接続するためにはセキュリティトークンが必要となります。
下記の手順でセキュリティトークンを取得することができます。
- セキュリティトークンの取得
- Salesforce.com の[私の設定]→[個人用]→[私のセキュリティトークンのリセット]を開きます。
- [セキュリティトークンのリセット]をクリックします。トークンがE メールで送られます。
※既にセキュリティトークンを使っている場合、トークンをリセットすると、古いトークンは API アプリケーションおよびデスクトップクライアントで使用できなくなりますので、ご注意ください。
■コネクションの作成
下記のような手順となります。
- デザイナー画面から以下のいずれかの操作でコネクション作成のためのダイアログを表示します。
- コネクションペインのツールバーのコネクション作成アイコンをクリック
- 右クリックして表示されるメニューから「コネクションの作成」をクリック
- 「ファイル」メニューの「新規作成」から「コネクション」をクリック
- コネクション作成画面が表示されますので、下記の通り項目を設定します。
- 接続種別:プルダウンリストから「Salesforce」を選択します。
- 名前:コンポーネントプロパティから参照するコネクション名を入力します。
- 「OK」をクリックし、保存します。
- インスペクタで、接続設定情報を入力します。
インスペクタで接続設定情報を入力する際に、Salesforceアダプターでは最低限、下記のようなプロパティを設定することを推奨します。
- 基本タブ
- 接続名:コネクション名を設定します。
- ユーザー:ユーザー名を設定します。
- パスワード:パスワードを設定します。
- セキュリティトークン:事前準備で取得したセキュリティトークンを設定します。
- サンドボックスを使用:サンドボックスアカウントに接続するには「はい」と設定します。
デフォルトは「いいえ」と設定されています。
※管理コンソール(FSMC)でも同様にコネクションを作成することができます。
■コネクションの接続テスト
Salesforceアダプターのコネクションが作成されたら、コネクションの接続テストを実行してみましょう。
コネクションの接続テストが成功していることが確認できます。
それでは、今回の紹介はここまでです。
次回はSalesforceGetコンポーネントを紹介します。