フローサービスログ

ASTERIA WARPフローサービスが出力するログについて説明します。

  1. フローサービスのログ
    1. ログの参照
    2. ログの出力内容
  2. コードによるエラー判別
    1. ASTERIA起動中
    2. ASTERIA実行中
  3. エラーが特定できない場合

■1. フローサービスのログ

フローの開発、運用時にエラーが起こった場合には、まず初めにエラーの原因を特定するために、フローサービスが出力する各種ログを確認します。

フローサービスのログは[INSTALL_DIR]/flow/logに出力されます。
アプリケーションログは[INSTALL_DIR]/flow/log/application/[ログ設定名].logに出力されます。アプリケーションログのログ設定で「ログ設定名」を(なし)にすると、[INSTALL_DIR]/flow/log/FlowSerive.logに出力されます。

各ログに出力される内容は以下のとおりです。
詳しくはフローサービスマニュアル「運用ガイド」-「メンテナンス」を参照してください。

asteria.log フローサービス全般のログ。サービスの起動・停止などのログが出力されます。また、スケジュールを多用するなど場合によってはファイルサイズが大きくなります。
asteria-console.log 標準出力や標準エラー出力に出力されたログ。通常はほとんど出力されません。
FlowAccess.log FlowServiceへのHTTPアクセスログ。
FlowCompile.log フローをコンパイルした時のログ。
FlowProfile.log フローデザイナーからフローの実行モードで「プロファイル」を指定をした場合のプロファイルデータ。その他の実行モードでは出力されません。
FlowService.log フロー実行に関するログ。フローを短い間隔で頻繁に実行した場合やHTTPで多量のアクセスがある場合などはファイルサイズが大きくなります。
FTPService.log FtpServiceの実行に関するログ。FtpServiceが起動されていない場合は出力されません。
アプリケーションログ フローの各コンポーネントからアプリケーションログに出力したログ。

1.1 ログの参照

ログを参照するには次の3つの方法があります。

1.2 ログの出力内容

例)※実際には1行で出力されています。
message.png

(1) 日時
 ログが出力された日時。
(2) 種別
 ログの種別(ログレベル)。FATAL, ERROR, WARN, INFO, DEBUGの5種類があります。
(3) カテゴリー
 ログのカテゴリー。各種ログによって内容は異なります。
(4) コード
 コードは次項で示す構成で出力されます。
 ※ログによっては出力されないものもあります。
(5)メッセージ
 詳細情報が出力されます。

コードの構成

例) AFRM_I_3001

 「エラーの分類」_「エラーのレベル」_「エラーの詳細番号」

エラーの分類(3または4文字の英字)
エラーの大まかな分類。主な分類の出力元は次のとおりです。

NMON・・・ASTERIA WARP Monitorより出力される
AFRM・・・ASTERIA WARP FrameWorkより出力される
FLEG・・・FlowServiceより出力される
FLEX・・・FlowServiceより出力される
HTTP・・・通信障害などにより出力される
SCH・・・スケジュール障害などにより出力される
ASSN・・・セッション障害などにより出力される
ASCN・・・コネクション障害などにより出力される

エラーのレベル(1文字の英字)
F:致命的エラー
E:エラー
W:警告
I:情報

エラーの詳細番号
4桁の数字。

■2. コードによるエラー判別

エラーが発生またはサービスが異常終了した場合には、主にFlowServise.log、asteria.logを確認します。それ以外のログは、これらのログの内容を確認後に必要に応じて参照します。

まず、判別するためにエラーになったのが「起動中」か「運用中(フローの実行など)」かに切り分けます。

2.1 ASTERIA起動中
2.2 ASTERIA運用中

2.1 ASTERIA起動中

起動中に出力されるエラーは、サーバーまたはサービスの初期化処理で発生したエラーです。エラーメッセージの「エラーの分類」を確認します。

例)
[2011-08-10T14:32:59.461 JST] ERROR [net,main] HTTP_E_1011: サーバーソケットの作成に失敗しました

「運用ガイド」-「詳細なトピック」-「エラーコード一覧」でエラーコードを確認し、説明に対処方法がある場合は確認します。

2.2 ASTERIA実行中

エラーメッセージの「エラーの分類」を確認します。

▼ エラーの分類がFLCP
▼ エラーの分類がFLEX
▼ エラーの分類がFLEG
▼ エラーの分類がSCH
▼ エラーの分類がFLCM
▼ エラーの分類がHTTP
▼ エラーの分類がNMON/AFRM
上記以外(→ エラーが特定できない場合)

▼ エラーの分類がFLCP

コンパイルエラーです。
メッセージ部分を確認の上、フローデザイナーにて修正します。

▼ エラーの分類がFLEX

フロー処理エラーです。
◎ エラーコードがFLEX_E_2055
◎ エラーコードがFLEX_E_2055以外

◎エラーコードがFLEX_E_2055

コンポーネントの実行エラーです。

ログを参照して「FLEX_E_2055」のエラーメッセージの内容から原因を調査します。コンポーネント実行エラー(FLEX_E_2055)の後に、フローの異常終了(FLEX_E_2001)が出力されます。

外部システムと連携するコンポーネントの場合、接続先に問題がある可能性もあります。その場合は、エラーコードのメッセージから該当する接続先を調査し、適切な対処を行ってください。

よくある実行エラーについてはFAQのカテゴリー「エラーメッセージ」などを参照してください。

◎エラーコードがFLEX_E_2055以外

フロー実行エラーです。FLEX_E_2055の前後に出力されることがあります。
「運用ガイド」-「詳細なトピック」-「エラーコード一覧」でエラーコードを確認し、説明に対処方法がある場合は確認します。

▼ エラーの分類がFLEG

フローの処理エンジンのエラーです。
「運用ガイド」-「詳細なトピック」-「エラーコード一覧」でエラーコードを確認し、説明に対処方法がある場合は確認します。

▼ エラーの分類がSCH

スケジューラーのエラーです。ログはasteria.logに出力されます。
「運用ガイド」-「詳細なトピック」-「エラーコード一覧」でエラーコードを確認し、説明に対処方法がある場合は確認します。

▼ エラーの分類がFLCM

flow-ctrlの応答メッセージです。通常、ログには出力されません。
「運用ガイド」-「詳細なトピック」-「エラーコード一覧」でエラーコードを確認し、説明に対処方法がある場合は確認します。

▼ エラーの分類がHTTP

HTTP通信の切断や不正なリクエストが送信された場合などに出力されます。
特に、エラーコードが HTTP_E_1001、HTTP_E_1015 の場合、通常は他のエラーログも同時に出力されますので、そちらのログを元に原因解析を行います。
「運用ガイド」-「詳細なトピック」-「エラーコード一覧」でエラーコードを確認し、説明に対処方法がある場合は確認します。

HTTP送受信外部エラー:
 HTTP_E_1001~1006、HTTP_E_1009~1010、HTTP_E_1012、HTTP_E_1015
HTTP送受信内部エラー:
 HTTP_E_1007

▼ エラーの分類がNMON/AFRM

ASTERIAサーバーが出力するメッセージです。
「運用ガイド」-「詳細なトピック」-「エラーコード一覧」でエラーコードを確認し、説明に対処方法がある場合は確認します。

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