WARPでフローを実行すると、いろいろなログが出力されて、システムの運行情報とエラーメッセージなどを確認することができます。しかし、ログファイルを長い間放置すると、いつかとんでもない数になってディスクがパンクしてしまいます。今回は、ログファイルを定期的に削除する方法を紹介します。
設定の参照と確認
ログファイルを削除する方法は管理コンソールで設定できます。そして、すべてのユーザーがその設定を参照できます。
まずは管理コンソールにログインして、「設定>ログ>削除」画面を表示しましょう。
上の方は手動でログファイルを削除するボタンで、今回の件には関係ありません。下の方では、現在のログ削除の設定が表示されています。御覧の通りに、毎週月曜日の18時に15日以上前のログファイルを削除します。
定期削除の設定
ログファイルの定期削除を設定できるのは、ルートドメイン直下の管理者のみです。そのようなアカウントでログインすると、上の画面のボタンが押せる状態となっています。「編集」ボタンと押すと、次の編集画面が表示されます。
上部の左から1番目の「設定なし」を選択すると、ログファイルを定期的に削除しなくなり、そのまま放置します。
2番目の「毎日、指定時刻に実行する」を選択して、ログファイルの保存期間と毎日の削除するタイミングを設定すれば、毎日古いログファイルを削除することになります。それに、チェックポイントデータの削除と保存期間も設定できます。
3番目の「毎週、指定曜日に実行する」を選択すれば、上記の設定情報の他に、削除する曜日の指定もできます。4番目の「毎月、指定日付に実行する」の場合は、曜日ではなく日付を指定できます。
「保存」ボタンで設定情報を保存したら、フローサービスの再起動が必要です。
これで、古いログファイルがいっぱい溜まる心配はなくなりましたよね。
それでは、また。