
ExcelBuilderでレコードを定義するときに1つのフィールドを指定すると、レコード作成時にそのフィールドの値が、前レコードの値と異なる場合にレコード間に罫線を引く機能です。
簡単な例をご紹介します。
下記のような内容のCSVファイルをレコードとしてExcelファイルに書きたいとします。
tokyo,product,100
tokyo,product,500
tokyo,product,1000
singapore,product,100
shanghai,product,200
出力時には、場所(tokyo,singapore,shanghai)別に罫線を引くことにします。
では、フローを作成します。
CSVファイルを読みこんでExcelファイルを出力する簡単なフローを作成してみます。

ExcelPOIOutputコンポーネントからExcelBuilderを起動して、
3つのフィールド(B,C,D)を持つレコードを定義して、1つ目のフィールド(B)を「キーブレイク罫線指定」ダイアログで「キーフィールド」に指定します。
※ダイアログは罫線を設定したいレコードを選択し、右下にある「罫線」ボタンをクリックして表示します。

フローを実行すると、罫線により場所別に3つに区分けされたExcelファイルが出力されました。

今回は罫線の種類に「実線」、罫線の色に「黒」を指定しましたが、いろいろな種類や色を指定できますので、
見栄えのよいExcelファイルの作成に是非お役立て下さい。

今回は罫線の種類に「実線」、罫線の色に「黒」を指定しましたが、いろいろな種類や色を指定できますので、
見栄えのよいExcelファイルの作成に是非お役立て下さい。