kintoneを操作するための「kintoneコンポーネント」が追加

kintoneを操作するためのコンポーネントが追加されました。

kintoneはサイボウズ社が提供しているクラウド型Webデータベースです。
kintoneにはAPIが用意されているので、従来のRESTコンポーネントを使えば接続できますが、JSONデータの解析や組み立てが必要なため、複雑な操作には向いていません。
kintoneコンポーネントでは、このAPIをGUIのみで簡単に操作することができます。
また、単純にAPIを利用するだけではできない便利な機能を多く実装しています。

WARP4.9では次の8個のコンポーネントが追加されました。

コンポーネント名 説明
kintone_get.pngkintoneGet kintoneからレコードを取得します
kintone_put.pngkintonePut kintoneのレコードの登録・更新を行います
kintone_delete.pngkintoneDelete kintoneのレコードを削除します
kintone_file_download.pngkintoneFileDownload kintoneから添付ファイルをダウンロードします
kintone_file_upload.pngkintoneFileUpload kintoneへファイルをアップロードします
kintone_subtable_get.pngkintoneSubtableGet kintoneからサブテーブルのレコードを取得します
kintone_subtable_put.pngkintoneSubtablePut kintoneのサブテーブルに対してレコードの登録・更新を行います
kintone_subtable_delete.pngkintoneSubtableDelete kintoneのサブテーブルのレコードを削除します

次の図はkintoneからRDBへ連携する例です。

kintone_flow_dialog.png

それぞれのコンポーネントには専用のGUIが用意されていて、GUI画面からアプリとその項目を選ぶだけで連携対象を簡単に指定することができます。
APIを直接利用した場合には、この操作だけでも複数のAPIを順次呼び出す必要があります。また、APIには一回に取得できるレコードの件数に上限があるため、全てのレコードを取得するためには条件を変えながら何度もAPIを呼び出す必要がありますが、コンポーネントはその処理についても自動的に行ってくれます。

それぞれのコンポーネントの詳しい使い方については、いつかブログで紹介したいと思いますのでご期待ください。
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