ASTERIAでFlowを作る上で欠かせない、ASTERIA Flow Designer。このDesignerを上手に使うことが、Flow開発の効率化にも繋がります。
今回は、このFlow Designerの操作上の簡単なTipsをご紹介します。
FileGet/RecordGetコンポーネントやMapperコンポーネントでCSVやFixedLengthを扱う場合、フィールド名を登録する必要がありますが、特にフィールド名にこだわりが無ければ、フィールド数を指定すると自動的にField1、Filed2...と自動的に生成されます。しかし、保守性向上の面でも意味のあるフィールド名を指定したいところです。
このフィールド名、CSV形式での編集が可能となっています。
ストリームペインでコンテキストメニューを表示し、"CSV形式で編集"を選択(図1)、すると編集用ダイアログが表示され、入力欄に
Field1,String
Field2,Integer
:
といった様に"フィールド名,フィールドタイプ"の形でリストを作成することでフィールド名の登録を行うことができます。さらに、同ダイアログから外部エディタの利用も可能となっています。と、ここまではご存じの方も多いのではないでしょうか。
さて、ここでもうOne more Tips。登録したいフィールド数が多い場合、この方法でも面倒ですが、取り敢えずフィールド名だけでも登録してしまいたい場合は、フィールド名の一覧だけのリストを作成(図2)、"Ok"ボタンを押すと、自動的に"String"タイプとして登録でき、フィールド数も自動的に更新されます。あとは、ストリームペイン上で"String"を"DateTime"や"Integer"など必要なタイプに変更すればOkです。
この方法は、CSVに限らずFixedLengthやRecord型など、CSV編集が可能なものであればご利用いただけます。XML型の場合だけは、先頭にTabを入れることでTree構造を設定する必要があります。