これは一般的にソケット接続が相手側から切断されたときにログファイルに出力されるメッセージです。「java.net.SocketException: パイプが切断されました。」と出力される場合もあります。
ASTERIA Warpの場合、たとえば、フローのSOAPトリガーで受信したリクエストの処理中に何らかの理由によりクライアント側でソケット接続が切断されたときにレスポンスをソケットに書き込むことができず、エラーコードHTTP_E_1001と一緒にこのようなメッセージが出力されます。
ソケットが切断されるきっかけとしては次のようにさまざまな要因が考えられます。
- Webブラウザーからの再読み込みや停止操作、タイムアウトなどによるソケット切断
- SOAPクライアントやFTPクライアントなどの障害や停止操作などによるソケット切断、終了
- スイッチングハブでのタイムアウト
- ネットワーク障害
Webブラウザーからのアクセスでこのエラーが出るケースはユーザーによる通常操作の範囲内ですのであまり意識する必要はありません。それ以外の場合、特にSOAP通信などのサーバー対サーバーの通信におけるエラーの場合は、ASTERIA Warpだけでなく接続先ソフトウェアや周りのネットワーク環境も含めて調査してください。