フローが「タイムアウト(秒)」プロパティで示されるタイムアウト値以内に終了しなかった場合には、実行をリクエストしたクライアント(フローデザイナー、ブラウザ、flow-ctrl等)に「フローの実行がタイムアウト まで終了しませんでした」とレスポンスが返ります。この場合でもフローの実行は継続します。「タイムアウト(秒)」プロパティの初期値は180秒です。
※このフローのプロパティは、フローデザイナーのツリーペインでフローをクリックするとインスペクタに表示されます。
フローサービス管理コンソールで設定されている監視タイムアウトの指定秒以内にフローが終了しなかった場合は、、FlowService.logに「スレッドはタイムアウトまでに終了できませんでした」というログが出力されます。
このログを出力しないようにするには管理コンソールの以下の値を長くするなど調整してください。
・設定 - サービス - フロー - フローエンジン 画面の"監視タイムアウト"項目
・設定 - サービス - フロー - HTTPリスナー 画面の"監視タイムアウト"項目
また、「AFRM_W_2002: スレッドはタイムアウトまでに終了しませんでした : FlowService.Admin-HTTPD.worker.XX」というログが出力される場合には、 管理コンソールの以下の値を長くするなど調整してください。
・設定 - サービス - フロー - フローデザイナーリスナー 画面の"監視タイムアウト"項目
サブフローのタイムアウトについては、常に呼出し元フローのタイムアウト値が 有効になり、サブフロー側のタイムアウト設定は無視されます。 例えば、設定によって次のようになります。
呼出し元フローのタイムアウト値:600 サブフローのタイムアウト値:180
→ 600秒でタイムアウト
呼出し元フローのタイムアウト値:180 サブフローのタイムアウト値:600
→ 180秒でタイムアウト