SQLCallコンポーネント
SQLCallコンポーネントを使うと、任意のSQL文やストアドプロシージャを実行できます。 SELECT文など結果セットを得ることのできる式の場合は結果レコードが出力ストリームとなり、そうでない場合は、入力ストリームがそのまま出力されます。
テーブル作成のSQL文を設定する
1. フローウィンドウを表示し、「データベース」タブから SQLCallコンポーネント(「SQL文を実行します」)をドラッグして配置する
2. SQLCallコンポーネントのインスペクタの「コネクション名」プロパティでコネクションを指定し、「実行する処理」プロパティで「任意のSQLを実行」が選択されていることを確認する
HINT
「実行する処理」プロパティSQLCall コンポーネントの「実行する処理」プロパティでは、処理に応じて以下の値から選択します。
- 任意のSQLを実行
- SELECT文を発行
- ストアド実行(結果なし)
- ストアド実行(結果あり)
3. 「SQL文」プロパティの値欄に、実行させたい処理のSQL文を入力する
4. その他のコンポーネントも接続し、フローを完成させる
「CREATE TABLE~;」のSQL文を発行することで、テーブルの作成を設定できます。ただし、同じ名前のテーブルを複数回作成することはできないため、初期化のフローなどで利用する際には、テーブルを削除する「DROP TABLE~;」を設定したSQLCallコンポーネントなどと組み合わせる必要があります。
HINT
SQLCallコンポーネントで複数のSQL 文を記述することはできないため、複数の文で構成されるSQLを記述するときは、複数のSQLCallに分ける必要があります。