ASTERIA Warp 2506ではオンラインバージョンアップは提供されていません。
Windows版のASTERIA Warp 2412から2506へのバージョンアップは、次の手順でオフラインバージョンアップを行ってください。
■インストーラーの入手方法
ASTERIA Warpインストーラー入手方法を参考にASTERIA Warp 2506のインストーラーを入手します。
■バージョンアップ手順
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ASTERIA Warp 2412のフローサービス管理コンソール(FSMC)「システム > サーバー情報 > サーバー情報」から、インストールフォルダーとデータフォルダーの情報をコピーしておきます。
以下、本記事内の例や画像ではASTERIA Warp 2412はデフォルトのフォルダーにインストールしてあるものとします。
2.ASTERIA Warp 2412サーバーを停止します。
3.手順 1.で確認したSTERIA Warp 2412のインストールフォルダーとデータフォルダーを必ずバックアップしておきます。(手順 9.で使用します)
4. ASTERIA Warp 2506のインストーラーを使用して上書きインストールします 。「インストールフォルダーを選択」画面では手順 1.でコピーしておいたインストールフォルダーを入力します。
5. インストール時に古いバージョンのアンインストールが実行されますので「OK」を押します。
6. アンインストールの最後に次の選択画面が表示されることがありますが、そこでは「後でシステムを再起動する」を選択してください。「システムを再起動する」を選択するとインストーラーが終了してWindowsが再起動されてしまい、インストール処理が途中で終了してしまいます。
7. 「完了」を押すとASTERIA Warp 2506のインストールが始まります。
8. インストールが完了したらインストーラーを終了します 。
9. 手順 3.でバックアップしたフォルダーから次の設定ファイルをコピー先のフォルダーに上書きコピーします。
コピー元のファイル
・[バックアップしたインストールフォルダー]/boot/bin/asjs.conf
・[バックアップしたインストールフォルダー]/boot/bin/bootstrap.properties
・[バックアップしたインストールフォルダー]/boot/bin/flowsvc.lax
・[バックアップしたインストールフォルダー]/boot/bin/fsstop.lax
コピー先のフォルダー
・[インストールフォルダー]/boot/bin
10. インストール直後はWindowsのスタートメニューからASTERIA Warpサーバーを起動します。起動時に自動的にバージョンアップが行われます。
■バージョンアップ後の作業
- 既存のプロジェクトをすべてコンパイルしてコンパイルエラーが発生しないことを確認してください。 もしもコンパイルエラーが発生した場合には、フローを修正し動作検証を行ってください 。
- ASTERIA Warpで使用しているJavaを変更する場合は、フローサービス管理コンソール(FSMC)の「システム > サーバー情報 > Java情報」から使用するJavaを変更してください。
- アダプターのバージョンアップは個別に実施してください。詳細な手順については、「パッチ、アダプターを適用するには」を参照してください。