解凍用のコンポーネント「UntarFileコンポーネント」の使い方

前回のブログで圧縮用のTarFileコンポーネントを紹介しましたので、今回引き続き解凍用のUntarFileコンポーネントの使い方を紹介いたします。

1.フローの作成

untarfile1.png
UntarFileコンポーネントは、「アーカイブ」のタブの下にあります。
UntarFileコンポーネントをドラッグして、次のような簡単なフローを作りましょう。
untarfile2.png

2.ファイルの準備

前回のフローでアーカイブファイルが生成されたので、それを今回のテストファイルとして利用します。

3.プロパティの設定

UntarFileコンポーネントのプロパティを次のように設定します。
untarfile3.png
プロパティの詳細についてはコンポーネントのヘルプを参照してください。
ここでは、TARファイルパスを「相対パス」に、展開先フォルダーパスを「絶対パス」に、TARファイルの削除を「はい」に設定します。それ以外はデフォルトのままで結構です。ちなみに、圧縮の場合は圧縮形式の指定が必要ですが、解凍の場合は「自動判定」にすればファイルの拡張子から圧縮形式を自動的に判定します。便利ですよね。

4.フローの実行

フローデザイナーで上記のフローを実行すると、展開先フォルダーの下にTARファイルの中身が出力されます。前回のテストフォルダーの内容と同じはずです。また、TARファイルの削除を「はい」に設定したので、解凍した後ユーザーフォルダーの下のTARファイルは自動的に削除されています。

これでTARファイルの圧縮と解凍の流れがわかりましたね。
それでは、また次回。

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