圧縮用のコンポーネント「TarFileコンポーネント」の使い方

圧縮・解凍用のコンポーネントとしてTar形式に対応したTarFileとUntarFileのコンポーネントが追加されました。これで、zip、gzipだけではなく、tar、tar.gzなどの形式のアーカイブも可能になりました。ここで、TarFileコンポーネントの使い方を紹介いたします。

1.フローの作成

 tarfile1.png
TarFileコンポーネントは、「アーカイブ」のタブの下にあります。
TarFileコンポーネントをドラッグして、次のような簡単なフローを作りましょう。
tarfile2.png

2.ファイルの準備

アーカイブするためのテストファイルを準備します。
tarfile3.png 
テストフォルダー(C:\\test)の下にテストファイル、サブフォルダー、空フォルダーが含まれています。

3.プロパティの設定

TarFileコンポーネントのプロパティを次のように設定します。
tarfile5.png
プロパティの詳細についてはコンポーネントのヘルプを参照してください。
ここでは、対象ファイルパスを「絶対パス」に、TARファイルパスを「相対パス(ユーザーのホームフォルダーを起点に)」に、圧縮形式を「Gzip」に設定します。それ以外はデフォルトのままで結構です。

4.フローの実行

フローデザイナーで上記のフローを実行すると、ユーザーのホームフォルダーの下にアーカイブファイル(ここではtest.tar.gzというファイル)が生成されます。
別のアーカイブツールで解凍してみましょう。解凍の結果は上記のテストフォルダーの中身とは同じはずです。

これでTarFileコンポーネントの使い方がわかりましたね。
それでは、また次回。

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