Exifとは、その写真が撮影された時の情報を記録するフォーマットで、カメラの機種名、撮影日時、撮影場所(GPS付きのカメラやスマートフォンの場合)など、様々な情報が含まれています。
簡単なフローを作成して、iPhoneで撮影した写真のExif情報を取得してみます。
実行すると次のような情報が取得できました。
FilePath | C:\asteriahome\flow\home\admin\IMG_1736.JPG |
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Image Description | |
Make | Apple |
Model | iPhone 4S |
Orientation | Right side, top (Rotate 90 CW) |
X Resolution | 72 dots per inch |
Y Resolution | 72 dots per inch |
Resolution Unit | Inch |
Date/Time | 2015/03/18 13:17:53 |
Exposure Time | 0.05 sec |
F-Number | F2.4 |
Exif Version | 2.21 |
Date/Time Original | 2015/03/18 13:17:53 |
Date/Time Digitized | 2015/03/18 13:17:53 |
Exif Image Width | 3264 pixels |
Exif Image Height | 2448 pixels |
GPS Latitude Ref | N |
GPS Latitude | 35.0° 36.0' 19.400000000001114" |
GPS Longitude Ref | E |
GPS Longitude | 139.0° 43.0' 58.639999999975316" |
GPS Altitude Ref | Sea level |
GPS Altitude | 28 metres |
GPS Time-Stamp | 4:17:39 UTC |
カメラの情報や撮影場所などが取得できていますね。
今回出力されている定義情報はデフォルトで用意されているものですが、他に出力したい情報があれば定義を追加することができます。また、必要がない定義を削除することもできます。
Exif情報としてどのような内容が取得できるか分からない場合には、フローをデバッグモードで実行すると、その画像から取得可能なすべてのExif情報がログに出力されます。定義を追加する時に利用してみてください。
このコンポーネントを使えば、写真を撮影日時や撮影場所で整理したり、撮影場所による分布図を作ったりすることができるようになります。ImageConverterコンポーネントと組み合わせるとサムネイル画像を作ることもできますね。