FlowServiceのメモリ解放(Garbage Collection)について教えてください

FlowServiceのメモリ解放には、JVM内部のメモリ管理機能であるガベージコレクション(Garbage Collection:以下GC)を利用しています。GCは実行時にヒープ内のオブジェクトが必要かどうかを判断して不要なオブジェクトのメモリ領域を解放しますが、フローでは処理完了後すぐにメモリが解放されません。また、メモリ解放は自動的に行われているため、そのタイミングを知ることはできません。

 

ASTERIA Warpで明示的にGCを実行するには、以下の方法がございます。

・FSMC(管理コンソール)で実行する
FSMCに管理者権限を持つユーザーでログインして、「ツール」-「サービス」-「FlowService」の「ガベージコレクション」の「実行」をクリックします。

・MC APIで実行する
以下マニュアルを参考に、MC APIで「gc」を実行します。
https://help.asteria.com/documentation/warp/ja/current/flow/mcapi/service.html#gc

・fsctrlで実行する
以下のマニュアルを参考に、fsctrlで「gc FlowService」を実行します。
例)[INSTALL_DIR]/flow/bin/fsctrl gc FlowService
また、EXEコンポーネントを配置して、上記コマンドを呼び出すことも可能です。
https://help.asteria.com/documentation/warp/ja/current/flow/designer/index_admin.html#start_command.html

※ただし、頻繁にGCを実行すると、GC処理の負荷がパフォーマンス低下の要因となるため注意が必要です。

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