ASTERIA Warpで扱う時間はOSの時間(システムクロック)に依存しています。
通常OS側に問題がなければASTERIA Warpでも基本的に問題はありませんが
ASTERIA Warpのスケジュール機能で設定した実行時刻がうるう秒挿入の時刻
(例: 2017/1/1 9:00)と同じ場合、実行要求が複数回発行されるという事例が
ありました。(Linux環境)
上記のような現象を回避するには以下のいずれかの対応が必要になります。
- OS側の対応
うるう秒を挿入させない。時間の逆進をさせない。
SLEWモードの時刻合わせなどの対応が必要。
詳細については各OSの技術情報をご確認ください。
- OS側の対応が難しい場合のASTERIA Warp側の対応
うるう秒挿入の時刻(例: 2017/1/1 9:00)にスケジュールを実行させない。
Windows環境の場合、うるう秒の処理を行わないため上記のような現象は発生しません。
- うるう秒に関するサポートについて
また連携しているデータベースなど外部アプリケーションについては、
各アプリケーションの仕様に依存しますが、うるう秒の間にデータベースを
更新すると更新時刻が不正確になる可能性はあります。
詳細については、各製品の問い合わせ先に確認してください。
(2016年12月修正)