2014年6月にAmazon Simple Notification Service (SNS)がWindows Push Notification Service (WNS)をサポートすることが発表されましたが、使用されている方はいらっしゃいますでしょうか?このSNSとWNSはモバイルデバイスへのプッシュ通知を簡単に構築することができます。今回はASTERIA WARPの「AWS SNSPublishコンポーネント」を用いてWindowsストアアプリへのトースト通知を行ってみたいと思います。
まずトーストを有効にしたWindowsストアアプリを作成して、PushNotificationChannelからURIを取得します。
AWSのSNSに設定していきます。
SNSのDashboardを開いて、WNSのApplicationを追加します。
今回は「WARPWNS1」という名前で追加しました。
作成したApplicationにEndpointを追加します。
Device Tokenという入力欄がありますが、ここへWindowsストアアプリから取得したURIを入力します。
次に、Topicを作成してEndpointを紐づけます。
「byWARP」という名前でTopicを作成しました。
それでは、ASTERIA WARPからAWS SNSPublishコンポーネントを使用して、SNS、WNSを経由してWindowsストアアプリへメッセージを送ってみます。
以下のようなフローをフローデザイナーで作成し実行します。
無事Emulatorにトースト通知が行われました。
こ のようにASTERIA WARPでSNSを使った通知のフローを作成すれば、WNSを使ってWindowsストアアプリへメッセージを送れることが分かりました。今回は Windowsストアアプリへの通知でしたが、iOSのアプリやAndroidのアプリにも簡単に通知を送信することができます。ASTERIA WARPとAWS SNSを使用すれば、AWS SNSに設定を追加するだけで各種の方法で各種のデバイスへ簡単に通知を送ることができるようになります。
より詳しい説明は、こちらをご覧ください。
参考資料
http://docs.aws.amazon.com/sns/latest/dg/SNSMobilePush.html
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/windows/apps/xaml/hh913756.aspx