JSON関連で強化された機能

近年のWEBサービスではRESTfullなAPIを提供することが多くなってきました。ほとんどのRESTfullなAPIでは、リクエストやレスポンスのデータとしてJSON形式のデータを使用しています。そこで、WARP4.8ではJSONデータを解析したり作成するためのコンポーネントが追加されました。これらのコンポーネントは、昨年(2013年)の5月にExperimental Buildとして提供されていますので、すでにご使用になられた方もいらっしゃるかもしれません。

今回はコンポーネントの解説ではなく、JSON関連でちょっと強化された機能を紹介します。それは、XMLのフィールド定義についてです。JSONをXMLに変換すると、複雑な形式のJSONもフローで簡単に扱うことができます。そこで、WARP4.8では、JSONテキストをインポートすることでXMLストリームのフィールド定義を行うことができるようになりました。例えば次のようなJSONテキストがあったとします。

{
    "person": {
        "name": "山田太郎",
        "address": "東京都品川区大井",
        "tel": "03-XXXX-YYYY"
    }
}

これを、test.jsonという名前のファイルに保存しておきます。そして、XMLストリームのストリーム定義のところで右クリックして、「インポート」を選択します。

json_importmenu.png

すると、ファイル選択ダイアログが表示されます。先ほど保存しておいたJSONのファイルを選択し、

json_file.png

「開く」ボタンをクリックすると、

json_field.png

XMLストリームのフィールド定義が設定されました。

RESTコンポーネントなどで取得したJSONテキストをXMLに変換して使用する時は、このようにフィールド定義をJSONファイルからインポートすると簡単ですね。

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