Excelの入出力コンポーネントは通常(POI)版、Slim版、Standard(初期)版の3種類があり、それぞれ次のような特性があります。
処理可能なファイル、書式設定、セル数や制限事項など詳しくは各コンポーネントヘルプを参照してください。
※メモリ使用量や処理速度および機能などのバランスから、特に理由がなければ通常(POI)版を利用することを強く推奨します。
- 通常(POI)版(バージョン1906以降に改称)【旧ExcelPOIInput / ExcelPOIOutput(バージョン4.5以降)】
ExcelInput / ExcelOutputコンポーネントは、Apache POIライブラリを使用しセルデータの処理を行います。対応するファイルは使用しているPOIライブラリに準じます。xlsx形式に対応しています。 - Slim版(バージョン4.9.1まで)
ExcelSlimInput / ExcelSlimOutputコンポーネントは、セルデータの処理に最適化されており、処理性能が高いです。図形、テキストフィールド、マクロなどのオブジェクトを含むテンプレートファイルには対応していません。xlsx形式には対応していません。 - Standard(初期)版(バージョン4.9.1まで)
ExcelInput / ExcelOutputコンポーネントは、複雑なワークブックを読み書きすることができますが、メモリ使用量が大きく、処理性能が低いです。他のコンポーネントで読み書きできないケースでご利用ください。xlsx形式には対応していません。
下記の使用メモリに関するFAQも参考にしてください。
◎Excelコンポーネントでメモリが大量に使われてしまいます