作成した一部のプロジェクトを移行する手順は次のとおりです。
1. 移行元環境及び移行先環境のフローサービスを停止
2. プロジェクトファイルのコピー
次のいずれかの方法で、プロジェクトファイル(*.xfp)とその関連ファイルを移行元環境から移行先環境にコピーしてください。
・OS上のファイル操作
・フローデザイナーのGUI操作(この場合はフローサービスを停止せずにコピー操作を行います)
3. 移行先環境のフローサービスを起動
4. 移行先でプロジェクトの登録
次のいずれかの方法でプロジェクトを登録してください。
・フローデザイナーよりプロジェクトを保存する
・flow-ctrlコマンドを使用してプロジェクトの登録
使用例) regist project Project1.xfp -s
詳しくはフローサービスマニュアルのfow-ctrlコマンドリファレンスを参照してください。
5. 実行設定
次のいずれかの方法で実行設定を登録してください。
・移行先のフローデザイナーで、手動による該当プロジェクトの実行設定を再度行う。
・フローデザイナーより「実行設定」画面のエクスポート/インポートを使用して実行設定を移行する。移行元環境でエクスポートし、移行先環境にプロジェクトファイルを移行後にインポートすることで実行設定を移行できます。
実行設定のエクスポート/インポートの手順を説明します。
エクスポート
プロジェクト情報及び実行設定をファイルにエクスポートします。エクスポート画面で「エクスポートする実行設定に関連するプロジェクトのみ」を選択し、エクスポート画面下段ではチェックボックスにチェックを入れた種類の実行設定のみエクスポートされます。
※インポート時は、ここでエクスポートされた実行設定のみ反映されますが、該当するプロジェクトが登録されている場合に限ります。
インポート
前述したエクスポート機能によりエクスポートされたプロジェクト情報および実行設定をインポートします。
※プロジェクトファイルは、事前にインポートするユーザのホームディレクトリに置く必要があります。
※インポート先は、同じ名前のユーザである必要はありません。
【備考】
JDBCドライバーファイル、コネクション設定等に変更がある場合には、移行先環境において再設定を行ってください。